不動産売却で売る前には何をすれば良い?3つのポイントと悪徳業者に騙されないコツを徹底解説!

中西諒太
監修者
静岡県出身。城都不動産株式会社 代表取締役。宅地建物取引士/2級ファイナンシャル・プランニング技能士/住宅ローンアドバイザー/日商簿記検定2級|賃貸仲介・売買仲介・賃貸管理会社にて勤務後、独立。現在はWEBメディア運営と不動産賃貸業を経営。
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不動産売却は一生に何度もないことなので、売却ははじめてで不安に感じる人も多いでしょう。

特に不動産業界はあまり良いイメージがない。

不動産系YouTubeの不動産Gメンやネットフリックスの地面士たち、正直不動産などをみたことがある人はより不動産業界に対してネガティブなイメージを持っていると思います。

もちろん、これらは脚色されている部分もあるものの、不動産売却について何も知らずに進めてしまうと思わぬトラブルに遭遇したり損するリスクがあります。

今回の動画をみていただくことによってこういったリスクを下げることができます。

目次

結論:不動産売却で売る前には何をすれば良い?3つのポイント

①売る目的やタイミングを整理する

②相場を調べる

③売却費用を把握する

①売る目的やタイミングを整理する】

「なんでマンションを売るのか?」をちゃんと考えておきましょう。

たとえば…

  • 引っ越しのために急いで売りたい
  • 遠くの実家を相続でもらったけど使わないから売る
  • 家を買い替えるために売る

目的によって「いつまでに売りたいか」「いくらで売りたいか」が変わります。

「なぜ売るのか?」をちゃんと決めておくことで、いつまでにいくらで売るのかを計画が立てやすくなります。

また、家の値段は、売るタイミングによって大きく変わります。

  • 春や引っ越しシーズンはたくさんの人が家を探すけど、ライバルも多いから高く売りにくい。
  • 逆に、売っている家が少ないときに出せば、高い値段でも売れることがあります。
  • 周辺で道路ができる、駅ができる、再開発される、というニュースがあると、その前に売ると得することもある

売るタイミングによっても値段は変わるため、相場より安いからといってすぐに売れるとは限りませんし、逆も然りです。

いずれにしてもタイミングは軽視できないことということだけでも把握しておくことが重要で。

②相場を調べる】

高く売ろうとして高い値段にしすぎると、なかなか売れないことも。 安くしすぎると、せっかくの家なのに損をしてしまいます。
どれくらいの値段で売れそうかを、自分でも調べてみましょう。


インターネットで、近くの似たような家の価格をチェックできますし、マンションなら「マンション名➕売却事例、売却相場」などで調べられる。でも注意してほしいのは、「売りに出している価格」と「実際に売れた価格」は違うことが多いです。

たとえば:

  • 売り出し価格:5,500万円
  • 実際の売れた価格:4,800万円

こんなふうに、けっこう差が出ることもあります。

これは売り出し価格は強気で出しはじめた場合にみられます。

すごく高い金額を言ってくる不動産会社には注意です。あとで「やっぱり安くしないと売れません」なんて言ってくることもあります。特に専任媒介を取ろうと価格を上げてくる業者には注意です。何も勉強していない人は高い価格で査定を出してくれる不動産会社を選ぶ傾向にあります。もちろん、高い価格で売れればいいが、囲い込みをされたり、わざと売却活動に力を入れずに買取に進めようとしてくる会社もあります。安く買い取れれば業者にとって利益が大きくなります。

関連記事:一般媒介と専任媒介はどちらを選べば良い?早く高く売るために徹底解説します。

③売却費用を把握する

家を売るときにも、実はいろいろなお金がかかります。

たとえば:

  • 不動産屋さんに払う手数料(売れた金額の約3%+6万円)
  • 登記(とうき)という手続きの費用
  • 契約書に貼る印紙代(いんしだい)
  • 古い家の修理費や掃除代

特に忘れられがちなのが税金です。
家を売ると、利益に対して税金がかかります。
次のような制度を使えば、税金を少なくできることもあります。

  • 「3,000万円の特別控除」:売った利益から3,000万円分を引いてくれる制度
  • 「買いかえ特例」:新しい家を買うなら、税金を後回しにできる制度

不動産だけではなく税金も知らないと損してしまうこともあるので、事前に勉強したり、税金の専門家に相談するのが大切です。

リフォームについて

家が古くて壊れているところがあると、「ここ直してよ」と言われて値引きされることもあるので、あらかじめ修理し家をきれいにすると、高く売れやすくなります。

特に効果的なのは、

  • キッチンやお風呂などの「水まわり」
  • 外から見たときの見た目(外壁や屋根)

ただ、全部リフォームするのはお金がかかりすぎるので、 必要な場所だけにしぼって、きれいにするのがコツです。

「ステージング」っていうのは、家の中をきれいに見せる工夫のこと。

  • 家具や観葉植物を置く
  • 明るい時間に写真を撮る
  • 整理整頓して、広く感じるように見せる

そうすることで、見に来た人が「住んでみたい!」って思いやすくなります。

最近は「バーチャルステージング」っていって、写真を加工して家具を合成する方法もあります。

まとめ

不動産はさまざまな法律が絡むのでただでさえ難しい分野です。

ですが、だからといってなんの知識も持たないまま不動産会社に相談するのは、いい方は悪いですが、カモがネギを背負ってスキップしながらやってくるようなものです。

最低限の知識を学んでおくだけでも致命的な失敗を避けることができます。

ちなみに私が経営している城都不動産株式会社では首都圏を中心にマンション売却をしていますので、もしわからないことがあれば概要欄からお気軽にご相談ください。

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