自社でSEO対策に力を入れていく中で更新頻度を上げようとするケースが多いです。確かに更新頻度はSEO対策の上で重要です。ただSEOに良い影響を与えるかどうかは前提の条件があってこそです。
前提条件とは「良いコンテンツを作る」ということです。
- 更新頻度はなぜSEO対策の上でどう重要なのか
- 基本的なSEO対策について整理しておきたい
- 更新の際に何を注意していけば良いのか
本記事では上記のような課題をもった方にとって役立つ内容となっています。
本記事を読むことによってSEO対策の上で正しい更新頻度の方法がわかり、認知度アップや売上につながります。更新頻度、コンテンツの質においてSEOの関連性や重要度を学んでいきましょう。
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SEOの更新頻度は超重要
SEO対策ではコンテンツの更新頻度について触れられることが多いです。それは更新頻度がSEOにとって影響しているからです。
更新頻度が検索順位に影響するかどうかですが、間接的には影響するが直接的には影響しないというのが本記事の主張です。
更新頻度はSEOにおいて検索順位に間接的に影響するという意味で超重要です。
どういった部分が間接的にSEOに影響してくるのか具体的に解説していきます。
頻度が高いと最新の情報
ユーザーにとってコンテンツが頻繁に更新されていると最新の情報が常にアップロードしていると認識します。
ユーザーが何回もサイトをリピートをしてくれることによって安定的なPVを維持することができます。安定的なアクセスを集めることができ、かつサイトの滞在時間を伸ばすことができればGoogleにも価値があるサイトという評価をもらうことができます。
更新頻度が高いことによって上記のようなメリットを得られるので間接的に検索順位にも影響してくるということになります。
コンテンツの質が高まる
リライトなどによって更新していくことによってコンテンツの質を高めることができます。もちろんリライトをきちんと行うという前提であるのですが、正しい更新をしていくことでSEO効果が期待できます。
SEOの更新の注意点と具体的な対策
更新頻度を上げればいいというわけではない
SEOにおいて更新頻度は重要ですが、更新すればいいというわけではありません。「良いコンテンツ」ありきの更新であって、コンテンツの質が悪ければむしろ更新しないほうがいいです。
コンテンツの記事が良ければ月1更新でも検索順位が上がりますし、質が悪ければ毎日更新でもアクセスは泣かず飛ばずです。
実際当社が数年前に作った20記事よりも最近の5記事のほうが断然アクセスが集まっているという例もあります。
もちろん良質なコンテンツを更新する頻度を増やせばGoogleからも良い評価をもらえ検索順位も上がりやすくなります。
Googleの中の人の発言
Google運営に携わっている人の発言をまとめると、更新頻度を上げればいいというわけではないことがわかります。おおまかにですが、下記のような主張です。
- 更新頻度は気にしなくて良い。重要なのは質。
- 自分だったら毎日更新しない。高品質の記事を書くことを優先する。
- 更新頻度を気にしすぎて質の低いコンテンツを作るのは本末転倒。
重要なのはコンテンツの質ということがわかります。ただ更新頻度をする必要がないというわけではありません。
無意味な更新も意味ない
とにかく更新頻度を上げるために形だけ更新するというのも間違いです。
- 記事の更新日、投稿日など日付だけ修正する
- とりあえず画像を増やしてみる
- 意味のない文章を増やす
- 適当に内部リンクを貼る
上記のような更新をしてもコンテンツの質は当然ですが上がりません。率直にいうと更新が目的化してしまい、作業自体が時間の無駄です。これならむしろやらずに本業に専念したほうがいいです。
あくまでも目的は「質が良い記事をつくること」です。
- リライトする
- 品質が低い記事の対策
- 重複ページの対応
- 高品質なコンテンツを追加する
上記について具体的に解説していきます。
リライトする
更新で有効な対策の代表としては”リライト”があります。
記事の更新のことで、リライトをするのは記事の質を上げることが目的です。
元グーグルのマットカッツ氏もリライトの重要性を言及しています。
the owner of a site that’s been around for 14 years is to take a fresh look at your site a lot of times
they haven’t updated their template or their page layout or anything in years
it looks it looks like frankly it’s sort of a stale
users might not be as happy
14 年間存在しているサイトの所有者は、サイトを何度も見直す必要があります。
テンプレートやページ レイアウトなどを何年も更新していない
率直に言って、それは一種の古いものです
ユーザーはそれほど満足していない可能性があります
ENetTech
リライトの具体的な目的は下記のとおりです。
- サイトの専門性や信頼性を上げる
- 誤字脱字をなくし情報を整理する
- 古い情報のアップデート
質の低い記事を放置することによってページ単体でGoogleからの評価が下がるだけではなくサイト全体の評価にもつながります。
そうならないためにもリライトは積極的にしていきましょう。
具体的なリライトの内容の代表として3つ挙げました。
- 関連性のない文章を削除する
- わかりやすいイラストを入れる
- 内部リンクを追加する
いまの記事よりも「ユーザーファースト」を意識していけばSEOにおいて大きな成果が期待できます。
※リライト専門のライターもいます。新規記事もですが、専門性のあるライターへ積極的に外注していくことで自社の事業に専念することができます。外注を検討される場合はライターの相場を把握していくことが大切です。
関連記事: ライティング外注費用の相場を徹底解説【料金だけで選ぶのは注意】
品質が低い記事の対策
SEOにおいて品質が低いというのは検索順位が上がらない、もしくは下がっている記事のことです。
具体的に検索順位だと50位以下、月間アクセス数30以下がひとつの目安です。
どんなに文章が上手だと書いた側が感じていてもそれが検索順位には影響しません。それは品質が高いかどうかはユーザーやGoogleが決める主体的なものだからです。
検索順位で上位に出ていないというのはさまざまな理由があります。
- 競合のコンテンツの質が上がった
- ペナルティを受けた
上記のように競合にコンテンツの質が悪いと判断される以外にもペナルティを受けるケースもあります。たとえば自作自演リンクなどが例に挙げられます。このように品質が低い記事はリライトや削除することで対応していきましょう。
削除しなくても「noindex」という検索エンジンに認識させない方法もあります。記事は残り続けるので削除までする必要な場合はこの方法がオススメです。
重複ページの対応
重複ページとはサイト内に同じ記事が2つ以上あることです。
「サイトに情報が充実しているから評価が上がるのではないか」と思うかもしれませんが、記事の内容が同じだとユーザーにとって不便で、Googleの評価も分かれてしまいます。
例:たとえばラーメンのサイトで「うまい味噌ラーメン3選」と「美味しい味噌ラーメン3選」が合った場合は同じようなタイトルなので重複になる可能性があります。”うまい”と”美味しい”は文字は違いますが、意味は同じで内容も重複しやすいからです。
最悪の場合だとペナルティを受ける可能性があります。
以上のことから重複ページは積極的にページ同士の統一や削除をしていきましょう。
具体的にはコピペチェックツールを使ったり、明らかに検索順位が低い記事を見直すことです。特にキーワードが似ている場合は重複ページ扱いされやすいです。似たキーワードでどちらかの検索順位が低い場合は重複ページの可能性が高いです。
高品質なコンテンツを追加する
高品質なコンテンツの定義はさまざまですが、基本的には下記を意識したコンテンツ作りをしていきましょう。
✔︎高品質な記事の定義
- オリジナリティ
- ユーザーファースト
- 信頼性
- 見やすいサイト設計
その他のSEO対策にも注意していくことでよりページの質もあがりサイトを評価してもらいやすくなります。SEO対策の基本については下記記事をご参考ください。
SEOの更新頻度の目安
更新頻度はコンテンツによってタイミングがありますが、基本的には下記のようなタイミングを目安としていきましょう。
- 情報が明らかに古い
- 情報量が異常に少ない
- 検索順位が低いページ
新規コンテンツの更新頻度
新規コンテンツの更新頻度は理想は1日1記事ですが、現実的には3日に1記事くらいになるでしょう。
新規コンテンツの更新頻度は大前提として品質を落とさないことです。
特に毎日更新を目的化してしまったり、外注先のライターの質が低い場合は注意が必要です。こういった場合は質が高いコンテンツを維持するのが難しいからです。
コンテンツの作成は真面目に取り組もうとするとかなりの労力と時間がかかります。
- 競合調査
- コンテンツ設計
- 構成
- 執筆
- 画像選定
- 表・グラフ作成
- 内部リンク
コンテンツ作成というと執筆だけのイメージがありますが、実際取り組むとなると上記のような工程がかかります。当社の場合も1人で全部やろうとすると記事によりますが3〜6時間はかかります。
コンテンツの運営期間やジャンルにもよりますが、無理のない範囲で制作していきましょう。
既存コンテンツの更新頻度
新規コンテンツはおおよそ1〜3ヶ月前後で順位が安定します。そのため記事執筆から3ヶ月以上経ったらリライトなどの作業をしていくことになります。
サイトの運営期間が短い場合は、まだコンテンツもたまっていないはずなので、まず3ヶ月〜半年くらいの期間は新規記事の更新に専念すると良いでしょう。
コンテンツが充実してきたら検索順位も安定してくるので古い記事から順にリライトしていきましょう。新規コンテンツ更新と並行しながら、おおよそ2、3日に1回の更新を目安にしましょう。
SEO対策を検討している場合はツールを使うというのも有力な方法です。SEO対策ツールについて少しでも興味がある場合はこちらのサービスがおすすめです。→検索順位チェックツールNobilista(ノビリスタ)
更新頻度は手段のひとつ
ここまで解説してきたSEOの更新頻度についてまとめです。
- 更新頻度はコンテンツの質が高くないと意味がない
- コンテンツの質を上げるために更新していくことが重要
- 更新頻度の目安はサイトの運用期間によっても変わる
- 検索順位が低いコンテンツは削除やリライトをしていく
繰り返しになりますが、更新頻度をやみくもに上げたところでSEOで効果を上げることは難しいです。目的にするのは質が高いコンテンツを作ることであって、更新頻度はそのための手段のごく一部の要素です。
更新頻度は手段であって目的化しないよう気をつけていきましょう。
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