サンコーホームの住み心地が寒いはホント!?標準仕様やリアルな住み心地を徹底レビュー!
ハウスメーカーの選択肢としてサンコーホームを検討している人もいるのではないでしょうか?実際の住み心地はどうなのかは持ち家購入を検討している人にとって気になるところです。
そこで本記事では実際にサンコーホームの住宅に住まわれている方に執筆していただきました。
なごみさんは2011年12月にサンコーホームをご購入されたとのことです。本記事では実際になごみさんの自宅を写真を使って解説して頂きました。
私は4社のハウスメーカーの中からサンコーホームを選びました。大手のハウスメーカーもありましたが、最終的にはサンコーホームに決めました。そのことも詳しくお話していきます。これから本格的にハウスメーカー探しをしていこうと思っている人にとって選び方をご参考にして頂けますと幸いです。
今回執筆頂いた方はサンコーホームの注文戸建てに住まわれています。そのため、現在ハウスメーカーを検討している人にとって実用的で、非常に役立つ内容となっています。
家づくりで失敗したくないと少しでも心配な人はご参考ください。
注文住宅を前向きに検討している場合、情報収集を積極的にしていくことが重要です。特にハウスメーカーの特長を比較すればよりあなたに合ったハウスメーカーに出会える可能性が上がるのでおすすめです。
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サンコーホームとは
サンコーホームとは1935年に横手市で創業したハウスメーカーです。創業当初は宮大工として地元の神社の建立にも携わり、宮大工から受け継がれている技術を基にしている施工レベルの高さはお客様からも高い評価を受けています。
商号 | 株式会社サンコーホーム |
代表取締役 | 後藤信樹 |
本社所在地 | 秋田県横手市赤坂字館ノ下155 |
創立年月日 | 1935年(昭和10年)10月 |
従業員数 | 88人(2023年4月現在) |
サンコーホームを選んだ理由
家づくりをはじめるにあたって、全国展開をしている有名ハウスメーカー2社を含めた以下の4社のモデルハウスを見学しました。
- 積水ハウス
- ミサワホーム
- 一条工務店
- サンコーホーム
その中でもサンコーホームは坪単価と品質が自分たちにマッチしていたので、早い段階からサンコーホームに絞り込みを行なっていたと思います。
完成内覧会では住宅性能や取り入れたいデザインが大変参考になりましたし、地元秋田県の着工件数が全県ナンバー1で周りにもサンコーホームを選んでいる方が多いことと、完成内覧会で実際に施工されたオーナー様のこだわりポイントに直に触れたことが決め手になりました。
建てた当初も、もちろん選んで良かった。と思いましたが、12年住み続けた今もその思いは変わらず自信を持って「選んで良かった」と言えるのがサンコーホームです。
2024年現在は、家づくりに役立つデジタルカタログが2種類あります。
上記は実際の建築申込書になります。
サイエンスホームのメリット
まずはサンコーホームのメリットについてご説明いたします。
高いデザイン性と機能性
地元のハウスメーカーということもあって全国展開しているハウスメーカーと比較すると「デザイン面では劣るのでは?」と思っていましたが、まったくそんなことはありませんでした。
全国の住宅メーカーや工務店が参加する設計デザインコンテストでも、高い評価を得ており、そのデザイン性はコンテストだけでなく一個人の住宅にもしっかりと落とし込まれています。
サンコーホームでは、全国の住宅メーカー・工務店が参加する設計デザインコンテストに参加し、高い評価をいただいています。
「LIXILメンバーズコンテスト」では15年連続で全国賞、「旭化成ハウジングデザインアワード」では全国で5社のみ選出される「ダイヤモンド賞」を受賞。さらに、高い評価は設計デザインだけではありません。
引用:サンコーホーム公式サイト
住まいの省エネ性能を評価する「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」でも、3年連続「優秀賞」を受賞しています。
これは建築件数が多く豊富な実績とデザイン例を持っているからなのかな、と思いました。
またデザイン性のみならず、実際に生活した時と動線や使い勝手の良さも気に入っていて、機能性の良さも魅力の一つですね。
収納棚一つとってみても、可動できる棚板でしまうものの大きさに合わせて、調整できるのがとても良かったです。
棚板を増やすことも、高さを変えることも可能です。
傷に強い床材
写真は築12年の我が家のリビングの床ですが、ご覧のとおりほぼ傷がありません。
建築当時、子供が小さかったこともあり、おもちゃなどで床に傷が付いてしまう心配があったため1階のフローリングは傷に強いタイプの床材を選びました。
そのおかげもあって、子供がミニカーに乗って室内を走り回っても無傷で済みましたし、安心して自由に遊ばせることができました。
また「ペットがいるご家庭にもおすすめの床材」とおっしゃっていたので、ペットと暮らすかたにもマッチした床材だと思います。
夢を叶えるオーダーメイドの家づくり
家づくりをはじめると、「リビングは広めにしたい」「畳の客間が欲しい」「収納はたくさん」「1階は家事がラクな動線にしたい」「玄関にちょっとしたクロークが欲しい」「将来的な両親との同居も考えている」などなど、いくつも希望が出てきました。
正直なところ「いくら注文住宅とは言っても、すべての希望は叶わないだろう」と思っていたのですが、結果的にすべての希望が叶い、非常に満足しています。
それだけの要望となると設計・デザインに時間がかかるのでは?と思いましたが、最初にアンケートとヒアリングを行ない、それに基づいたご提案をいただいたので、間取りもスムーズに決まりました。
間取りはもちろんのこと、玄関ドア、各部屋の壁紙、外観の色、窓デザイン、間接照明に至るまで営業の方のアドバイスをいただきながらオーダーメイドの家づくりができたので、自由度の高い注文住宅を希望する方にはサンコーホームはぴったりなのではないでしょうか。
定期アフターメンテナンス
営業の方が「家を建ててからが本当のお付き合い」とおっしゃっていましたが、その言葉を表してくれているのがアフターメンテナンスです。
引き渡しから10年間で合計5回の無償点検を行なってくれました。
10年点検の際は、若干気になっていた引き戸の閉まりの悪さと、階段部分の建材のすき間、窓ガラスの変色を伝えたところ後日直していただいたのですが、10年間で、不具合らしい不具合はその3箇所のみで引き渡し時と変わらない快適な住み心地が続いています。
断熱性と雪への強さ
私の住まう横手市は盆地のため夏は暑く、冬は雪の多さと、厳しい寒さが特徴です。
実家では暖房がない暮らしは不可能で、眠る時も暖房が必要不可欠でしたがサンコーホームの家は、寝室はエアコンを消して眠っても布団だけで十分温かいですし、家の中で吐く息が白いということはありません。
写真のように結露が一切ないことからも、断熱性の高さを感じられるのではないでしょうか。
また、豪雪に見舞われた年、さほど築年数が経っていない他のハウスメーカーの住宅では外壁にヒビが入っていたり、補修が必要になっていましたが、サンコーホームの家はそうした被害もなく雪への強さも感じられました。
サンコーホームのデメリットと注意点
これより、サンコーホームのデメリットや注意すべきポイントをご紹介いたします。
フレキシブルな使い方ができるデザインを
「家事の間、このスペースで幼い子どもを遊ばせよう」とスキップフロアをキッチン横に設置しましたが、意外とそのスペースで子どもが遊んでくれなかったため、しばらくするとスキップフロアは私のメイクスペースになってしまいました。
他にも滅多に来客がなく、持て余していた琉球畳の四畳半和室は、今では息子のドラムセットが鎮座し、部屋や設計デザインが本来の予定通り使われていない部分があります。
自由度が高いデザインができることは魅力でもありますが、あまりこだわり過ぎてしまうと返って使い勝手が悪くなってしまうと思いました。
10年後のことまで見越すのは難しいですが、将来的に使う人が変わりそうな部屋は家族の誰が使っても気にならないようなデザインを選択すると失敗が少ないと思います。
最終支払額の通知が遅かった
家を建てたのが東日本大震災の年に当たってしまい、それに伴う打ち合わせスケジュールの変更が必要でした。
その影響もあってか、最終支払額の知らせを受けたのが融資の直前でかなりバタついた記憶が残っています。
幸い大きなトラブルには発展せず無事融資実行には間に合いましたが、大きなお金に関わることだったのでスケジュールにも注意したいです。
冬場の電気料金が高い
光熱費に関してはオール電化住宅ということと、昨今の電気料金の高騰の影響が大きいとは思いますが、3人暮らしで月に7万円近い請求がきて驚きました。
一番エアコンを使う時間帯で1人1台は使っており、設定温度に気をつけたり、なるべく節電を心がけていてこの金額で、電気料金の高騰が続くとこの支出は痛手です。
全室エアコンで床暖は使用していない12年前に建てた我が家と、現在のエアコンや床暖を使用している住宅とは電気料金も変わってくると思いますが、エアコンがメイン暖房となる場合、冬場の電気料金はそれなりの額を想定していていいと思います。
電気料金は電力会社によって値段が大きく変わります。もし、いま契約している電気会社を見直さなかったら無駄な電気料金を垂れ流し続けることになります。自宅の電気代が少しでも高いと思っている場合は、一度見積もりをしてみましょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
デメリット、メリットをお読みになった上で、お住まい選びのご参考になれば幸いです。
注文住宅を前向きに検討している場合、情報収集はもちろん、展示場に行ってみるなど具体的な行動が必要です。まだどのメーカーにするか決まっていない場合、カタログを取り寄せることからはじめましょう。
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