OwnersBook(オーナーズブック)評判・口コミは?メリット・デメリットを徹底解説!
不動産クラウドファンディングでOwnersBook(オーナーズブック)を利用しようと考えている人もいるのではないでしょうか。オーナーズブックは 1万円からと少額で投資できるファンドですが、利用する前に評判や口コミを知っておくことは重要なことです。
また、オーナーズブックのデメリットやリスクを把握しておくことで、 資産運用の不安を解消しておくことはとても重要です。
- なるべくリスクを抑えたい
- 資産形成に興味がある
- きちんとした運営会社のファンドに投資したい
- 高利回りの商品を探している
上記について一つでもあてはまる人にとって参考になる内容となってます。
本記事ではオーナーズブックの評判や口コミだけではなく、メリット・デメリットなどについても解説していますのでぜひご参考ください。
私自身、宅地建物取引士の資格をもち、現在不動産会社を経営しています。本記事では実体験や専門家の立場から解説をしていきます。
不動産クラウドファンディングを検討している人にとって、オーナーズブックは有力な選択肢の一つです。長年運用している会社だからこそ独自のノウハウやネットワークがあるので、少しでもオーナーズブックが気になる場合は、いつでも投資を始められるようにまずは無料登録をしておきましょう。→詳細はこちら
OwnersBook(オーナーズブック)とは
オーナーズブックはロードスターファンディング株式会社が展開している不動産クラウドファンディングです。
投資案件は全て不動産のプロが厳選した不動産担保付で、1万円からの少額投資が可能です。貸付型の投資案件はサービス開始より全ての案件で満額成立しています。まずは小さく始めてみたいという方にも向いています。
運営会社の基本情報は以下のとおりです。
商号 | ロードスターキャピタル株式会社 |
本社 | 東京都中央区銀座1丁目9番13号 プライム銀座柳通りビル7階 |
代表取締役社長 | 岩野 達志 |
設立 | 2012年3月14日 |
\かんたん無料会員登録!/
OwnersBook(オーナーズブック)の良い評判や口コミ
ここからはオーナーズブックの良い評判や口コミについて解説します。
\かんたん無料会員登録!/
オーナーズブックの悪い評判や口コミ
ここからはオーナーズブックの悪い評判や口コミを紹介します。悪い評判や口コミは書いた人の主観であるので、参考程度にとどめておきましょう。
OwnersBook(オーナーズブック)を利用するメリット
ここからはオーナーズブックを利用するメリットについて解説していきます。
上場企業の子会社が運営
OwnersBookを運営しているのは、東証プライム市場に上場している「ロードスターキャピタル株式会社」の100%子会社「ロードスターインベストメンツ株式会社」です。
不動産クラウドファンディング業界において、上場企業が運営に関わっているサービスはかなり少ないです。そのうえ、OwnersBookは2014年に運用を開始した日本で初めての不動産特化型クラウドファンディングで、長いサービス運用実績があります。
上場企業が親会社であるからといって、必ず利益がでるとは限りませんが、決算状況などを見ることができるため、極力リスクを減らすことが可能です。
案件情報が豊富
オーナーズブック公式サイトでは、営会社が不動産のプロということもあり、ファンドについてさまざまな情報を細かく見ることができます。一般的な募集概要だけではなく、財務構造や物件概要、貸付条件などまでチェックできます。
他のソーシャルレンディングの場合、貸付先の情報を非公開とするケースもありますが、オーナーズブックでは案件内容を詳しく公開しているファンドもあります。配当スケジュール・収益シミュレーションなども表記されているので、投資家は内容を精査してから投資判断を下すことができます。
これらの情報は、無料の会員登録をするだけで確認できます。「いろんなファンドの案件を見てみたい」という方は以下の記事が役立ちますのでご参考ください。
関連記事:不動産クラウドファンディングのおすすめランキングまとめ!
不動産取引のプロがファンドを精査している
オーナーズブックで組成されているファンドは不動産・金融の専門人材など不動産取引のプロの目利きが光っています。
実際の不動産取得の現場では不動産鑑定士を含む、不動産分野のエキスパートが厳選した物件を選定しており、さらに物件はグループ会社評価・外部評価も踏まえた上で情報を掲載しています。
また、情報開示も積極的にしています。物件情報だけではなく、融資先も公開しているなど透明性が高いため、投資判断の面で大きなメリットがあります。
株主優待を利用できる
ロードスターキャピタル株式会社の株主であれば、ファンドの募集開始時間が早めに設定されているため、オーナーズブックのファンドに優先して投資ができます。
オーナーズブックは人気が高いため、先着・抽選問わずあっという間にファンドが満額達成することも多いです。何回も応募しているのに当選しないという人も少なくありません。
そこで、株主優待による投資申込を行えば、投資ができるチャンスが増えるのです。ちなみに株主優待の対象外のファンドもあります。
株主優待を利用できるかどうかは公式サイトの「案件一覧」から株主優待の有無を確認できるので、確認してみてください。申込日時や申込金額の上限に関しては会員メールでも通知されますが、次の条件のいずれかを満たす人は申し込みの権利を取得できます。
不動産クラウドファンディングだけではなく、株式投資をしている人にとっても有利な仕組みです。
確定申告する必要なケースがある
基本的に雑所得の合計金額が20万円を超えた場合には確定申告を行う必要があります。オーナーズブックを利用して利益を得た場合、収入が雑所得になるため、もし合計金額が20万円を超えたら確定申告が必要になる可能性があります。
言い換えると、雑所得の合計金額が20万円以下である場合、源泉徴収税が分配金の支払時に引かれていますので、確定申告不要ということになります。
税金に関しては資産運用の状況によって変わりますので、正確な情報については税理士、税務署への相談をしておきましょう。
1万円から少額投資できる
オーナーズブックは最低出資金額1万円で投資をすることができます。
他社サービスでは10万円、100万円からと、まとまった資金が必要なケースも多いです。また、一般的な現物の不動産投資は、多額の自己資金が必要だったり、不動産投資ローンを組んだりハードルが高い投資方法です。
オーナーズブックはさまざまなファンドが1万円から出資することができるため、一般的な不動産投資のように自己資金がなくても資産形成することが可能です。
そのため、投資未経験の人や投資資金が少ない人でも、1万円からスタートできるのでメリットは大きいでしょう。
\かんたん無料会員登録!/
OwnersBook(オーナーズブック)を利用するデメリット
ここからはオーナーズブックを利用するデメリットについて解説していきます。
返済遅延が発生している案件がある
オーナーズブックでは、過去に募集された「大阪市中央区ホテル素地第1号第1回」において返済遅延が発生しています。
案件につきまして、2021年3月31日が最終弁済日であるところ、新型コロナウイルス感染拡大に伴うインバウンド客の一時的な落ち込みと不動産取引量の一時的な停滞等により、担保不動産の売却が最終期限内に整わないことから、貸付先である不動産保有会社AY(「本借入人」)より1年間の最終弁済日延長の申出を受けました。新型コロナウイルスの感染状況や不動産取引の見通しに加え、貸出期間等の条件変更要望に対する柔軟な対応を求めた金融庁要請等を加味して検討した結果、当該申出を受諾し、本案件の最終弁済日を2022年3月31日まで1年間延長することといたしましたのでお知らせいたします。
[重要]大阪市中央区ホテル素地第1号第1回 | 貸付期間延長について
上記の案件は、ファンドを募集総額7億5,000万円、予定利回り5%、予定運用期間19カ月にて運用を開始したものの、新型コロナウイルスによる影響も受けたことで償還予定日に投資家へ出資金の返還が行われず、2023年11月にようやく売買契約が締結されたという内容です。
不動産取引はトラブルがつきものですし、投資である以上は常にリスクがつきまといます。中にはトラブルがあっても隠蔽し、投資家に不利益をもたらす会社もあります。しかし、オーナーズブックはトラブルがあっても上記のように告知しているので良心的な会社といえるでしょう。
元本保証はない
一般的な不動産クラウドファンディングには、元本保証がありません。オーナーズブックは過去に1度も元本割れがありませんが、一般的な不動産クラウドファンディングと同様に元本保証がないため、元本割れリスクがあります。
また、経済状況が変化したときには、貸付期間が延長されたり、配当が遅延したりする可能性もあります。そのため、オーナーズブックに投資する際には、元本割れ、延長、遅延の可能性があることをしっかり理解したうえで利用することが重要です。
とはいえ、投資をする以上は元本保証の商品を見つけるのは不可能に近いです。最悪、損をしてもいいくらいの余裕資金で投資しましょう。
レバレッジが効かない
オーナーズブックは不動産クラウドファンディングの仕組みを利用したサービスのため、一般的な不動産投資のようにレバレッジは効きません。
レバレッジで融資することによって資産の拡大スピードを上げることができます。もちろん、自己資金も必要ですし、借入する分リスクもあります。
そのため、リスクを抑えて気軽に資産運用したいという方にオーナーズブックはおすすめです。
抽選に外れる可能性がある
オーナーズブックでは先着方式と抽選方式の2種類の申込方法がありますが、過去のファンドの大半が抽選方式です。抽選方式は期限内に申込をすればよいので、忙しい方でも投資しやすいというメリットがあります。
しかし、オーナーズブックのように人気のあるファンドでは抽選倍率が高くなってしまい、落選する確率が上がってしまいます。実際のところ、全ての案件において募集金額に対して応募金額が100%を超えています。
とはいえ当選を待っていたらいつまで経っても資産形成が進みません。抽選に応募している間は、別のクラウドファンディングも検討していくと良いでしょう。
OwnersBook(オーナーズブック)を利用する流れ
ここからはオーナーズブックで実際に不動産クラウドファンディングを進めていく手順について解説していきます。投資開始まで、おおまかに以下のような手順で進めていきます。
- 会員登録
- 投資家登録&口座開設
- 投資用資金の入金
- 案件を選ぶ
- 配当の受け取り
基本的な流れは他の不動産クラウドファンディングと変わりません。
ログイン後トップページの「投資家申請」をクリックし、投資家申請画面に沿って必要事項をご入力いただき、本人確認書類のご準備・ご提出をします。
お客様専用の振込口座情報は投資家登録完了時のお知らせメール、またはログイン後の「入金する」で確認できます。指定口座にお振込み(投資用資金の入金)をします。
お振込み金はログイン後の「投資口座」で確認できます。気に入った投資案件をお選びいただき、投資内容等をご確認のうえ、投資応募にお進みください。
利益配当および出資金返還は、お客様専用の投資口座残高に反映されます。出金時はお客様負担の手数料330円(税込)がかかります。
\かんたん無料会員登録!/
OwnersBook(オーナーズブック)についてよくある質問
ここからはオーナーズブックを利用する上で、よくある質問について紹介します。
- 元本保証はしている?
元本保証はしていません。
出資法により、元本を保証する行為は禁止されています。- 利回りは確定されている?
確定していません。タイミングによって上回ることもあれば、逆に下回ることもあります。
- 責任の範囲について教えてください
一般の不動産を取得した際と同様、無限責任となります。
無限責任とは、出資額を超えて発生する費用を負担することです。- 確定申告は必要ですか?
年末調整を受けた給与所得者の1年間の雑所得の合計金額が20万円を超えた場合には、確定申告を行う必要があります。
- 不動産特定共同事業法とは?
不動産を小口化し、資金を複数の投資家の皆様から集め、その資金を元に不動産を取得・運用し(賃借や売却等)得られた利益の一部を、投資いただいた皆様に分配する不動産特定共同事業を行うに際して投資家を保護することを目的とする法律です。
- 出資金以外に費用はかかる?
貸付型案件では、お客様がOwnersBookへ振り込まれる際とOwnersBookからお客様の口座へ払い戻される際の手数料が発生します。
- 期間が決められている投資案件は満期になったあとはどうなる?
投資案件の運用が終了しますと、最終計算がなされ、一定期間の後に出資金が返還されます。
出資金の返還にかかる期間ですが、最終計算日より、おおむね20営業日程度で分配が行われいます。- 投資を中断したい場合はいつどのように換金される?
一旦投資いただくと、満期まで途中解約が出来ない契約となっています。
コメント