【経験談】賃貸仲介の営業がブラックで辛いと思う原因は?【解決策も提案します】
賃貸仲介の営業をしてると辛いと思うことは少なからずあります。
実際、私自身、賃貸仲介の仕事をしていた時に辛くて辞めたいと思ったことは何度もありました。
かつての自分と同じような悩みを持った人にとって、賃貸仲介で営業をしていた経験が役に立つのではないかと思い本記事を書きました。
- 職場での人間関係がギクシャクしている
- 仕事内容が自分に向いてないかも
- 今の環境から抜け出す方法がわからない
こういった悩みを持った人にとっては参考になる内容です。
本記事で賃貸仲介の営業が辛いと思う原因を知ることによって、今のあなたの状況を客観的に把握することができます。
そして、客観的に原因を把握することによって解決策もわかるので、今の辛い現状から抜け出すきっかけになるはずです。
不動産業界は他の業界とは違った独自のルールや待遇があります。そのため、転職活動をするときはより不動産事情に詳しいところから情報収集をしていくことが重要です。不動産業界の転職に成功したい場合は以下の記事が役立ちますのでぜひご参考くださいませ。
→不動産業界に強い転職エージェントおすすめ21選!選び方と成功のコツや注意点を徹底解説!
賃貸仲介の営業がブラックで辛いと思う原因
賃貸仲介の営業がブラックで辛いと思っている人には当てはまる原因がいくつかあります。
休みが少ない
昔と比べ、労働基準が厳しくなり休みが確保されるようになりました、会社によってはいまだに休みが少ないところがあります。
賃貸仲介の営業の多くは基本的に水曜休みで土日も出勤というパターンが多いです。ただ、繁忙期や忙しい店舗だと休みでも出勤しなければならなかったりします。
ネットでこんな記事を見ました。賃貸仲介で働いている営業の人のコメントです。
労働環境はこんな感じです。勤務時間:朝8時~夜11時で15~16時間勤務。月末は12時を越えて、それから2時ぐらいまで皆でご飯を食べに行きます、反省会。
拘束時間だけでいうと、起きてる時以外はすべて会社といってもいい状況です。かなり狂ってますね。
ここまでではないにしても、普通より休みが少なければ辛いと思う原因になるのも当然です。
仕事が激務
賃貸仲介の営業は売買よりも単価が低いため数をこなさなければいけません。
店舗にもよりますが、特に土日祝日はかなり忙しいです。
案内も多い場合だと1日5件あったり、外回りの仕事だけでなく契約書作成や物件更新の作業もあります。
忙しすぎると残業も増えがちになるのでストレスも溜まってしまいます。
歩合が少ない
賃貸仲介に入った人の中には、給料が高いからという理由の人も少なくありません。実際のところ、賃貸仲介の営業マンの中には1000万近く稼ぐ人もいます。
ただそのためにはあなたが勤めている会社の歩合率によっても決まります。
低い会社によっては歩合率がないに等しいところもあります。
せっかく頑張って売上を取っても、歩合が低かったらやる気をなくしてしまうのも仕方ありません。
人間関係が悪い
仕事の悩みの大半は人間関係とも言われています。給料が高く、休みが多かったとしても、人間関係が悪くて仕事が辛いと感じてしまう人がいるのはどの業界の人にとっても同じです。
賃貸仲介も、会社や店舗によっても大きく違います。
殴るまではいかないまでも、怒鳴ったり詰めたりするような人がいるところもあります。
とはいえ、いまそういったことをするのは時代遅れですし、確実に相手が悪いです。
仕事が辛いのが人間関係というのが当てはまる人はすぐに改善していく必要があります。
賃貸仲介の営業のブラックで辛い環境から抜け出す方法
辛い原因がわかった次は解決に向かって動いていく必要があります。
ここでは具体的に抜け出す方法について解説していきます。
異動願いを出す
今の辛い原因が明らかに店舗による場合、異動願いを出すのが一番早い解決策です。僕自身、合わない人がいたので異動願いを出したところ、一気に働きやすくなりました。
もし今あなたが激務の店舗で働いている場合は、暇そうな店舗への異動だけではなく、別の職種に希望するのもいいと思います。
異動の理由は直接的に問題を言うのもいいですが、正直本当のことを言う必要はありません。
- 資格学校への通学を考えている
- 彼女と結婚を考えているのでその関係で勤務地を変えたい
- 通勤時間がかかり、資格の勉強ができないので勤務地を変えたい。
こんな感じでオッケーです。
さらに、複数の理由を組み合わせれば、異動できる確率が上がります。本音と建前というやつですね。
「自分だけ異動願いを出すのは申し訳ない・・・」と思う人もいるでしょうが、辛い状況を会社が変えてくれないなら自分が動くしかありません。
これで異動させてくれないような会社だったらこっちから辞めてやりましょう。
バックレもあり
もしあなたの会社がブラックの場合、辞めようとしても何かしら理由をつけて引き止められる可能性があります。人がいないので、また求人を出すのも会社にとってはコストがかかりますしね。
どうしても精神的な問題ですぐにでも辞めたい状況で、もし辞めさせてくれなかったらバックレに近いかたちで辞めるのもありです。
近いかたちというのは、辞める報告はきちんとするということです。辞表を本社に送ってあとは出勤しないという方法が良いでしょう。
その後も書類関係などのやりとりがありますが、それもやりたくない場合は退職代行を使うのもありです。⇛相談してみる
別の仲介会社に転職する
精神的な原因ではなく、あと数ヶ月は我慢できそうな場合は、転職活動にむけて動いていくのもありです。同じ業界や職種でも、会社を変えるだけで待遇が良くなるのは珍しくありません。
また、余裕があれば、他の不動産会社の人と仲良くなって情報を引き出すのもありです。
基本的には人手不足なので経験者というだけで働く場所に困ることはほぼありません。
転職エージェントに相談して履歴書や職務経歴書を少しずつ作り込んだり、求人を絞っていけばさらに転職が成功する確率が上がります。
転職エージェントを探す場合は以下の記事が参考になります。
→不動産業界に強い転職エージェントおすすめ21選!選び方と成功のコツや注意点を徹底解説!
しばらく休む
精神的、肉体的にきつい場合は一定期間休みを取るのもありです。
- 有給休暇を取る
- うつ病の診断書をもらって傷病手当をもらう
- 会社を退職して失業保険をもらう
激務を続けても考えられる余裕もないので、休みを取りながら転職や独立など次のことをゆっくりかんがえていきましょう。
もし宅建を持っていたり、業界歴が長ければ独立もありです。
⇛【高年収!?】フリーランスの不動産営業とは?現役宅建士が解説
仕事で悩みごとがあるときは第三者に相談するのも一つの方法です。Reme(リミー)は、4万人以上がご利用する臨床心理士/公認心理師によるオンライン相談サービスです。うつ・適応障害・発達障害といった疾患に関する相談はもちろん、仕事・家族・子育て・恋愛・結婚・ジェンダーなど、お一人で抱えている様々なお悩みごとに、専属カウンセラーが伴走し、解決までサポートいたします。
まとめ
仕事は辛いもの、努力が必要というのは、全ての場合で正しいわけではありません。状況によっては辛いことから逃げるのも大切です。
「抜け出す=悪」ではないですし、環境が自分に合わなかったら仕事でパフォーマンスを発揮できるわけがありません。
今は仕事が辛いと思っている不動産業界でもやりがいはあります。
思い切って環境を変えることが考え方を変えるきっかけにもなります。
原因と解決策がわかったらあとは行動するだけです。
ブラック企業の見分け方については、身近な法律情報誌リーガレットの以下の記事で詳しく解説されていますので参考にしてみてください。
→ブラック企業の特徴11個と見分け方!求人や面接で必ず確認すべき事|リーガレット (legalet.net)
コメント