日立市の地方移住情報まとめ!住みやすいポイントや特徴、移住助成金・仕事情報を紹介!
都心と比較し、生活費が抑えられ、自然に囲まれた生活ができる地方移住。
リモートワークを取り入れる会社が増え、多様な働き方を選べるようになった現在、地方移住を検討するかたもふえたのではないでしょうか?
そこで今回、本記事では地方移住にぴったりの街、日立市の魅力、住みやすさのポイントや特徴などをまとめました。
地方移住を考えるかたは、ぜひ最後までご覧ください。
日立市の魅力~住みやすいポイント~
最初に、日立市の魅力・住みやすいポイントについて紹介します。
住みやすさのポイントは、次の5つです
- 温暖な気候と豊かな自然環境
- 海の幸、山の幸など食べものがおいしい!
- 独自の子育て支援
- 大型ショッピングセンターや遊び場が豊富!
下記より、詳しく紹介します。
①温暖な気候と豊かな自然環境
日立市は、海や山が身近にあり、すぐに自然に触れ合うことのできるまちです。
特に海は、特徴の違う6つの海水浴場があり、なかでも伊師浜海岸は白い砂浜として有名な海岸です。
「日本の白砂青松百選」にも認定されている美しい海岸であり、見る人の心を癒してくれます。
また、河原子海岸はサーフィンができるスポットとして全国的に有名で、サーフィンするかたに、ぜひおすすめしたい海岸です。
さらに春になると、市内各所に植えられた桜を見られます。
この桜は、公害問題の対策のため、自然環境を回復させようと植栽されました。
日立市のさくらは、日本のさくら名所100選にも選ばれているほど美しく、とくに「かねみ公園」や「平和通り」のさくらは有名です。
日立市の西側に目を向けると、神峰山や高鈴山など、山々が連なっています。
神峰山や高鈴山は、整備されたハイキングコースがあるため、どなたでも安全に山登りを楽しめます。
一年を通して温暖な気候であることも特徴で、夏は涼しく冬は暖かい、過ごしやすい環境です。
寒暖差が少ない環境と自然にすぐ触れられる点は、住む人にとって大きなメリットでしょう。
②海の幸、山の幸など食べものがおいしい!
海や山に囲まれた環境である日立市は、海の幸・山の幸にも恵まれた土地です。
なかでも人気なのは、日立市南部の久慈漁港の近くにある日立おさかなセンター。
日立おさかなセンターは、漁港の近くにある利点をいかし、新鮮な魚介類が買えるほか、地元の特産物も手に入ります。
その時々の新鮮で、旬なお魚をいつでも食べられるスポットは、非常に魅力的です。
漁業だけでなく、農産物の生産も盛んで、中里地区で生産されているりんご「ふじ」など、多くの農産物が生産されています。
また、高級ブランド牛として有名な「常陸牛」も日立市内で取り扱うお店が多いです。
この「常陸牛」は、濃厚な味わい・甘い脂、柔らかい肉質が特徴で、大変おいしいブランド牛ですが、三大和牛である「近江牛」「松坂牛」「神戸牛」と比べ、比較的手に入れやすい値段であるのも嬉しいポイント。
このように、海の幸・山の幸がともに楽しめる日立市は、グルメ好きのかたにとって、大変魅力のあるまちと言えます。
③独自の子育て支援
日立市は、独自の子育て支援が多くあり、子育て世代に、ぜひおすすめしたいまちです。
市の公式サイトで「子どもたちの成長をまち全体で応援!」とあるように、施設面だけでなく制度でも、子育て世代を援助しています。
日立市、独自の子育て支援を、一部例をあげて紹介します。
お誕生おめでとう出産祝い金 | 第1子30,000円、第2子50,000円、第3子以降は120,000円 |
ひたちすこやか赤ちゃんクーポン券 | 日立総合病院での出産で、おむつ・おしりふきなどのクーポンを提供。クーポンは80,000円相当 |
小児医療福祉費支援制度 | 0歳~18歳年度末までの医療費が入院・外来通院ともに無料 |
産前・産後ママサポート | 自宅に無料のヘルパーが派遣され育児のサポートをしてくれる |
第2子以降の保育料無料 | 0歳~2歳児までが対象 ※3歳以降は国が保育料負担 |
ブックスタート事業 | 2歳までに絵本や子育て情報冊子をプレゼント |
ひたち大好きパスポート | 無料で市内の公共施設を利用可能 |
小中高生の路線バス通学定期券購入費用の補助 | 路線バスで通学する際の、定期券を3割ほど助成 |
ランドセルとスクールカバンのプレゼント | 日立市の小学校・中学校に通う新1年生全員に、入学祝いとしてランドセル・スクールカバンを贈呈 |
理数教育支援(日立理科クラブとの連携) | 日立理科クラブのメンバーが、日立市の小学校にて理数教育を支援 |
なかでも、特にめずらしいのは「ランドセルやカバンのプレゼント」ではないでしょうか?
ランドセルの平均価格は、ランドセル工業会による調査にて56,425円であることがわかっています。
何かと入学準備にお金のかかる時期に、ランドセルをプレゼントしてくれるのは大変助かります。
中学生にもスクールカバンが贈られるそうです。
④大型ショッピングセンターや遊び場が豊富!
日立市は、大型ショッピングセンターが多く、子連れで遊びに行ける場所が多いまちです。
下記より、特に人気の高いスポットを詳しく紹介します。
Hiタッチらんど・ハレニコ!
この施設は0歳から12歳向けの遊び場です。
さまざまな商品の輸入・販売・自社開発を手がけている株式会社ポーネルンドによって監修・整備されています。
全天候対応型のため、天気を気にすることなく思う存分遊ぶことができます。
SEA MARK SQUARE – シーマークスクエア
2020年3月にOPENしたばかりの複合商業施設です。スーパーや映画館、レストランなどさまざまな店舗があるだけではなく、キッズトイレや赤ちゃん休憩室も完備されているので家族連れでも安心して楽しめる施設です。
店舗屋上では「くつろぎの湯」や「こどもの遊び場」もあるので、茨城の自然や癒しも味わうことができます。
→公式サイト
いばらきキャンプ~奥日立きららの里~
全国でも有数のキャンプ場がある茨城県ですが、なかでも「奥日立きららの里」は特におすすめしたいスポットです。
奥日立きららの里は、東京ドーム10個分の広大な敷地があるキャンプ場で、長さ日本一のスライダーであるワクワクスライダーやドッグランなどもあります。
そのほか、動物と触れ合えるふれあい牧場や、スポーツ広場、やまびこ広場にあるアスレチックなど、お子さんと一緒に楽しめる施設が豊富!
朝から晩まで、奥日立きららの里でキャンプすれば退屈する時間はできません!
ふれあい牧場の近くにあるきらら館には、駄菓子屋さんがあるのも嬉しいポイント。
遊びに少し疲れたら、こちらの駄菓子屋さんで、お菓子を買って、お子さんと休みながら食べるのもいい思い出になりそうです。
日立市の特徴
次に日立市の特徴について、気候や人口など、移住後に実際、生活していくために必要になるデータを紹介します。
気候 | 四季を通じて寒暖差が少なく、過ごしやすい環境 ・年間平均気温 14.5℃ ・夏の平均気温 24℃(平均最高気温28℃、最低気温21℃) ・冬の平均気温 11℃(平均最高気温8℃、最低気温-3℃) |
人口 | 人口総数168,409人、男83,912人、女84,497人(茨城県内3位) 2023年1月1日データ |
住まい情報 | ●賃貸物件賃料の相場 ・1K~1LDK 46,700円~56,800円 ・2DK~2LDK 49,300円~71,400円 ・3DK 56,300円 ●一戸建ての価格相場 ・新築 約2,401万 ・築3年~10年以内 約2,430万円 ●移住者への住まいに関する支援制度 ・ひたちマイホーム取得助成事業 ・わくわく茨城生活実現事業 ・ひたちテレワーク移住促進助成事業 など |
自然 | ・桜の名所やキャンプ場が豊富 ・海水浴場は6カ所あり、サーフィンの名所もある |
医療 | 一般病院 12カ所 診療所 107カ所 歯科医院 74カ所 |
学校 | 大学 2校(茨城キリスト教大学、茨城大学日立キャンパス) 公立高校 6校 中間一貫校含む(茨城県立日立第一高等学校など) 私立高校 4校 中高一貫校含む(私立翔洋学園高校など) 義務教育学校 1校(日立市立中里小中学校) 県立中学校 1校(茨城県立第一高等学校附属中学校) 公立中学校 14校(十王中学校、多賀中学校など) 私立中学校 1校(茨城キリスト教学園中学校) |
娯楽 | ・伊師浜海水浴場 ・奥日立きららの里 ・日立市かみね動物園 ・御岩神社 ・平和通り ・久慈浜海水浴場 ・竪破山 ・日立かみね公園 など |
都心までのアクセス | JR常磐線利用で東京駅まで約90分 |
近隣都市 | 高萩市、那珂市 など |
日立市の移住助成金は?
日立市は移住者への支援制度が豊富にあり、移住を考える人をサポートする制度が整っています。
下記より詳しく紹介します。
移住支援金
移住を希望するかたで、下記の要件を満たしている移住元に住んでいた、2人以上世帯に100万円、単身での移住者に60万円の支援金が支給されます。
移住支援金について:https://www.city.hitachi.lg.jp/shimin/013/001/p093157.html
- 住民票を移す直前の10年間のうち、通算5年以上、東京23区内に在住又は東京圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)のうち条件不利地域※以外の地域に在住し、東京23区への通勤をしていたこと
- 住民票を移す直前に、連続して1年以上、東京23区に在住又は、東京圏のうち条件不利地域以外の地域に在住し、東京23区への通勤をしていたこと
※東京圏のうち条件不利地域以外の地域に在住しつつ、東京23区内の大学等に通学し、東京23区内の企業等に就職した場合は、通学期間も対象期間に含まれます。
移住元の要件以外にも支給要件があり、茨城県が指定している支給要件に該当しなければ支給はありません。
しかし、「転入時に39歳以下であって、令和4年度までに日立市にふるさと納税をした方」など、比較的支給要件を満たしやすいものもあり、ハードルはそれほど高くありません。18歳未満の子供がいる世帯には、一人当たり最大で100万円が追加支給されるなど、大変魅力的な制度です。
ひたちテレワーク移住促進助成事業
ひたちテレワーク移住促進助成事業は、日立市に移住し、テレワークをしながら生活するかたを対象にした助成制度です。
さきほど説明した「移住支援金」も、こちらの事業を満たしていれば支給を受けられます。
移住支援金と合わせると最大で約260万円も支給されます。
日立市の移住支援金については日立市の公式サイトで掲載されています。移住に興味がある方は一度確認してみましょう。
日立市の空き家助成について
日立市では、空き家問題の解決のため、空き家利活用促進事業を行っています。
具体的な制度は、下記のとおりです。
空き家解体補助金(利活用型) | 補助金 最大50万円(解体工事費用の1/3を支給) ・旧耐震基準の空き家解体時 ・空き家を解体し、跡地を売却か賃貸にする場合 ・空き家の敷地を取得したあと、賃貸などで利用し、その後解体した場合 ・空き家を解体し、跡地を公共利用に提供する場合 |
空き家解体補助金(宅地再生創出型) | 補助金 最大30万円(解体工事費用の1/3を支給) ・旧耐震基準の空き家を解体する場合に、借地や跡地の土地活用が決められていない場合 |
空き家利活用リフォーム補助金 | 補助金 最大50万円(リフォーム工事費の1/3を支給) ・原則、新耐震基準の空き家をリフォームし、下記のいずれかの利活用を行う時 ・空き家のリフォーム後、売却・賃貸にする場合 ・空き家を取得した時、または賃貸として利用した後、リフォームをした場合 ・空き家をリフォームし、地域活性のための拠点として利用する場合 ・個人事業者や法人などが、従業員向けの職員寮などに利用するとき |
隣地統合補助金 | 補助金 最大50万円 ・狭い土地などで、その隣地と統合し、宅地として再生する場合に支給。 ・隣地と統合後の土地は、宅地として登記することや、面積が200平方メートル以上など条件がある |
日立市の仕事情報
日立市の仕事情報について、求人サイトで検索をしたところ、求人数全体では12,742件の募集求人がありました。
総求人数のうち、正社員の求人数が8,281件、パートの求人数は4,187件です。
職種は工業系のお仕事や、医療系、塾講師、店舗スタッフなど、種類も豊富。
このように、日立市内だけを見ても、十分な求人数があり、豊富な求人があるといえます。
仕事選びに困らない点は、移住を決める際に大きなメリットといえます。
また、リモートワークの求人も検索しましたが、日立市では606件の求人を見つけられました。
職種は、建築関係の清算業務や求人広告のライターなどさまざまです。
日立市移住後にリモートワークを探す場合も、安心して自分に合った仕事選びができそうです。
まとめ~移住は、自然豊かな日立市へ!~
山と海に囲まれた自然が豊かなまち日立市。
都心からのアクセスも悪くなく、子育て支援や、移住者支援など魅力いっぱいのまちです。
毎日の疲れを、家から眺める海や山で癒やされながら、日々を過ごしてみませんか?
日立市の公式サイトでは、こちらの記事では紹介しきれなかった日立市の情報やお役立ち情報について紹介されています。
日立市への移住を考えているかたや、日立市へ観光に訪れたいかたも、参考になる情報が多くありますので、ぜひ参考にしてください。
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