任意売却後の残債の金利はどうなる?
任意売却をすれば、売却によって得た金額をローンの返済に回すことができます。もちろん、売却によって得た金額で足りなければ残りを継続して支払っていく必要があります。
任意売却を検討していて残債にも利息が気になっている人もいるでしょう。
本記事では任意売却後の残債に金利について解説していきます。
- 任意売却後の残債の金利は引き継がれるのか
- 任意売却後の残債の金利をなくす方法はあるのか
- 任意売却後の残債の注意点
本記事を読むことによって任意売却後の残債についての知識を得られます。任意売却は通常の不動産売却とは異なるので、一通りの基礎知識を得ることは任意売却の成功にもつながります。
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任意売却後の残債の金利について
任意売却後の残債の金利についてどのように決まるのかなど金利について具体的に解説していきます。
金利は決まっていない
結論からいうと、任意売却後の残債の金利は決まっていません。住宅ローンの場合は金利幅が決まっていますが、任意売却後の残債の金利は債権者と話し合った上で決めていきます。
債務者の状況によっては返済残高が少なくなることもあります。
債権者にとっては確実に返済してもらうことの方が優先になります。
金利は交渉によっても決まる
金利があらかじめわかっていれば、総返済額や月額の返済額から逆算してプランを立てていくことが可能です。
任意売却後の残債は自動で減額されるというわけではなく、債権者の裁量次第ということになります。
抵当権が入っている場合の任意売却についてはマネフロの記事で詳しく解説されています。
→【競売回避】抵当に入っている不動産の保全を図る任意売却について解説【基礎知識】
任意売却後の残債の金利を下げてもらいやすい人の特徴
任意売却後の残債の利息は、場合によっては減額されますが、状況によっても異なります。当然、交渉したからといって決まるわけではありませんが、金利を下げてもらいやすい人というのは特徴があります。
単独の名義で借入してる
任意売却の場合、返済義務が複数ある場合は対応が難しくなります。
返済義務が複数名義の場合は権利関係が複雑なため、名義割合に応じて返済すればいいというものでもありません。
複数債権者がいる場合、債権者の間で調整することが難しいので、強制力のある競売の方が手間が少なくすみます。しかし、競売になると後から抵当権をつけた人は債権を回収できなくなる可能性があるため競売に反対するなどトラブルの元になります。
また、連帯保証人とトラブルになっている人は要注意です。任意売却がうまくいかなかったら返済義務を負うのは連帯保証人のため、必ず事前に相談しておきましょう。
資金計画がしっかりしている
債権者からしたら返済してもらえるのを優先しますが、資金計画を立てていない人に対しては金利を下げるメリットが少ないです。これは、資金計画が立てられない人は返済がストップするリスクがあり、そうなったときにいつでも対応できるよう金利を多めに設定する必要があります。
一方で、資金計画がしっかりしている人には金利を低めに設定します。金利を低めに設定したとしてもしっかり返済してくれたほうが債権者にとってもメリットが大きいからです。
他のローンを組むときも安定している人の方が金利が低く、不安定な人ほど高い金利に設定される傾向があります。これも債権者側のリスクとのバランスを取るためです。
任意売却後の残債の金利を下げてもらうには
任意売却後の残債の金利を下げてもらうには粘り強い交渉が必要です。
また、それ以外にも必要なことはいくつもあります。
- 誠実な対応
- 少しでも早い対応
- 任意売却についての知識を知っておくこと
上記を踏まえて、任意売却の専門家に相談しておけば、任意売却後でもなるべく負担を少なくした状態で新生活を迎えることができるようになります。
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