オープンハウスの就活は誰でも受かるくらい激務でヤバい?働くメリット・デメリットを徹底解説!

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中西諒太
監修者
静岡県出身。城都不動産株式会社 代表取締役。宅地建物取引士/2級ファイナンシャル・プランニング技能士/住宅ローンアドバイザー/日商簿記検定2級|賃貸仲介・売買仲介・賃貸管理会社にて勤務後、独立。現在はWEBメディア運営と不動産賃貸業を経営。
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大手不動産会社であるオープンハウスは、業績や人材採用などさまざまなことで話題に挙げられる会社です。

オープンハウスとは

創業は1997年、現社長の荒井正昭氏が設立した会社。伊藤忠商事子会社の不動産業「株式会社センチュリー21ジャパン」とフランチャイズ(FC)契約をして、住宅売買の仲介業務で業績を伸ばしていった。

特に働き方については、激務だったりパワハラが横行されるという評判が少なくありません。

実際に激務でやばすぎるので離職が高く、就活は誰でも受かるといわれているくらいです。

そこで今回は、オープンハウスはどういった働き方をしているのかについてや、働くメリット・デメリットについて解説していきます。

オープンハウスだけではなく、不動産業界で働く人にとっては役立つ内容となっていますのでぜひ最後までお付き合いください。

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目次

オープンハウス採用や働き方の問題点

オープンハウスは独自の採用をしていたり、独特な社風をもっています。具体的にどういったものがあるのか詳しく解説していきます。

ガチャポンで担当者を決めている

先日、就活生が人事担当者をガチャポンで決めているというニュースがありました。

オープンハウスグループは20日、2026年春に卒業する学生に向けた企業説明会で、学生が面接官を選ぶ取り組みを実施した。選考へのハードルを下げて応募者を引き寄せる。選考される側に主導権を与えるユニークな施策により採用競争での差別化を図る。

都内で同日に開催された合同企業説明会で、面接手法を説明する紙を入れた「ガチャ」(カプセル自動販売機)を自社ブースに設置した。カプセルには「1次面接の免除」か「1次面接の面接官をプロフィルを見て学生が選ぶ」と記したどちらかの紙が入っている。面接免除は全体の約3%と少ないが、学生はゲーム感覚で面接に臨むことができる。

面接官のプロフィルには出身大学や趣味などに加え、Z世代を中心に人気の性格診断「MBTI」が記載されている。学生はこれらの情報から自分好みの面接官を選ぶ。オープンハウスグループ人材開発部の遠藤雅也係長は「個人の持つ本来のポテンシャルを面接で引き出し、学生にとって納得感のある選考にしたい」と説明する。

日本経済新聞より引用

就活生の一部からは評判が良いようですが、そもそもガチャポンで決めるはどうなのでしょうか・・・。

どの面接官でも対応できるような仕組みにすべきだと思います。ガチャポンで先行者に主導権を与えると主張していますが、それだけ就活生から敬遠されているため、警戒心をなくすというのも目的でしょう。

正直なところ、話題作りにしか思えません。話題を作って警戒心をやわらげ、とにかく大量に採用する。そうして採用した人材をふるいにかけていく方式。これは離職率が高いブラック企業にありがちな採用の方法です。

圧迫面接をする会社

オープンハウスは圧迫面接をしていると文春でもたびたびとりあげられたこともあります。

「新卒就活でも平気で圧迫面接してくるし、面接官によっては人格攻撃に近い事言ってくる人もいるらしい」「『お前みたいな生意気なやつ、うちに入れるもんなら入ってみろ。』って部長面接で言われて後日採用通知来たの思い出した」など、次々に同社の面接や営業担当者から受けた暴言を明かす投稿が相次いだ。

昨年には就活生に対し「オツム弱い」「頭悪すぎ」「ぶん殴るよ」などと暴言を吐く“圧迫面接”があったと報じられた。同社は否定しているが、現役の社員は「そのくらいのことは入社してからも毎日言われている」として、報道は信ぴょう性が高いと語る。

文春オンラインより引用

実際に執行役員も辞任してる

実際にパワハラ問題がきっかけで執行役員も辞任しています。

「お前、辞めたら?」「クソ弱すぎる」などと暴言を吐いた上、椅子を蹴って叱責。

取材に対し、日高氏は「なんか蹴ったかもしれないけど……。ちょっともう、記憶がないですね」と話していた。

文春オンラインより引用

自分がされてきたことを平気でやるのがパワハラする人の傾向です。

「オレもこのくらいはやってきたんだから我慢しろ」というのは不動産業界にも当てはまります。

自分がされて嫌なことは人にしないは幼稚園でも習うことです。もしかしたら幼稚園を卒業していないかもしれません。これだけパワハラが騒がれる時代にまだ続いているのは企業体質なので、根本からなくすのは難しそうです。

離職率が異常値

オープンハウスではこういったパワハラが横行し、業務もきつい待遇のため離職率が非常に高いです。一般企業は15%ですが、オープンハウスの新卒採用者自己都合離職率はなんと41.7%!(JobQTownより引用)

離職率が平均の3倍近くある時点で仕事がいかにきついか想像がつきます。

オープンハウスで働くデメリット

オープンハウスで働くのはパワハラ以外にもさまざまなデメリットがあります。

アナログな営業

オープンハウスではチラシ1日中配りまくりや不動産会社への飛び込みを仕事で行います。

中西諒太

私の近所でも同じ場所で朝見た人が夕方もいたということが何度もありました。1回だけついていったことがありますが、「少々お待ち下さい」といって30分以上放置されたので、何も言わずに帰りました・・・。

とはいえ実際にチラシでも成約しているのでバカにはできません。3ヶ月で13件成約している営業マンもいるようです。営業マンならどれだけすごい数字かわかると思います。

ちなみに不動産会社への飛び込みについては、Xでも「また来た」などと同業者からよくネタにされています。

朝礼がきつい

朝礼はだいたいどこの会社もありますが、オーオウンハウスの朝礼は特殊のようです。

私たちは毎朝、朝礼があるのですが、そこで結束力を高めるためとして掛け声をかけたり、上長からの叱咤激励があります。そのなかでは昭和の空気が漂う暴言が飛ぶことも珍しくありません。そういった体育会系の熱い空気に耐えられない人は、長く勤めることはできないでしょうね

ビジネスジャーナルより引用

体罰がある

支店や上司によっては体罰もあるようです。

中身入りペットボトルで頭を殴打するというのをニュースメディアでも取り上げられていました。

マンションや戸建て住宅の販売契約を獲得するのが営業担当社員の仕事だ。その業績に不満があったセンター長は、「(成績が)なぜ上がらないんだ」とマネージャーを詰問した。ひとしきり詰問が終わり、その場から立ち去りかけたマネージャーがとった何気ない仕草を「反抗的な態度だ」と見とがめた。そして感情を爆発させ、持っていた水の入ったペットボトルで後頭部を強く殴りつけたという。上司の殴打によって、マネージャーは耳が聞こえづらくなる症状を訴えて病院に行った。

MyNewsJapanより引用
中西諒太

「昔の人たち」は体罰もパワハラといっていますが、暴力は刑法の暴行罪に該当します。出血すれば傷害罪にもなるので、いずれ事件化する可能性もあります。

日常的に詰める光景がみられるようですが、それがエスカレートして暴行に至ることもあります。体育会系の会社は考える力がない人が多いので、後先考えずエスカレートする可能性が高いので要注意です。

住宅ローンの不正

オープンハウスで働くデメリットはまだまだ続きます。

住宅ローンの不正融資も行なっているようです。

 大手格安ハウスメーカー「オープンハウス」の複数の営業マンが顧客に対し、
 住宅ローン
を組んで購入した自宅を賃貸に出すよう助言し、自社の新築物件を購入するよう勧誘していることが「週刊文春」の取材で分かった。複数の顧客が告発した。住宅ローンで購入した物件を返済中に無断で賃貸に出すことは金融機関との契約違反に該当する可能性がある。

文春オンラインより引用

住宅ローンは住宅に自分が住むために利用する商品なので、投資用で使うのは契約違反になります。銀行に発覚した場合は一括返済や詐欺罪に問われる可能性があります。

小さいワンルーム投資会社が住宅ローンを使わせる事例はありますが、上場企業で犯罪行為を助言しているのは驚きです。

欠陥住宅などの住宅トラブルが多い

オープンハウスでは住宅トラブルもあります。

「どうもキッチン部分の床の柱が無いようなのです。床の不陸(凸凹)がひどかったので、一級建築士さんに確認していただいたところ、『柱がないのが原因ではないか』と。キッチンの床が傾いているせいで冷蔵庫の冷凍室がうまく閉まらず、食品が半解凍になってしまい、非常に困っています」

 その後の話し合いで、施工を手がけたグループ会社「オープンハウス・アーキテクト(以下、アーキテクト社)」の社員は3家族の前で「欠陥住宅というか、ちょっと不備がある……」などと施工不良を認めたものの、修繕や補償をめぐって交渉は一向にまとまっていない。6月13日時点で3家族はオープンハウス側からの連絡を待っている状況だ。

文春オンラインより引用

一軒家で全く不備がないというのは難しいかもしれません。しかし、たとえ不備があったとしても、きちんと対応するなら良いですが、対応も杜撰のようです。そもそもチラシ営業を必死でしないと売れないのは質が良くない住宅という証拠。良い家なら口コミで売れるはずです。

土地から人骨

土地から人骨が見つかってトラブルにもなっているようです。

 2021年1月、Aさんは「人骨の発見は心理的瑕疵物件にあたり、精神的な苦痛を感じること」などを理由に、ディベロップメント社に、土地価格の3%の減額を求める交渉を開始した。

 ところが、ディベロップメント社は一切対応しようとしなかったという。

「〈当該人骨は100年以上前に埋葬されたものであり、事件性はないと判断される〉〈本来、木造住宅の建築時には掘削しない深さ約2.5mの地中であること〉などの理由を並べて、〈一般的に心理的抵抗を生じさせるものではない〉と減額に応じることはありませんでした」(同前)

文春オンラインより引用
https://twitter.com/UchinoInkoOkawa/status/1901833745084428638

オープンハウスの働くメリット

オープンハウスで働くにはさまざまなデメリットがありますが、人によってはメリットもあります。デメリットの部分がメリットになることもあるので、そのあたりを詳しく解説します。

地力が身につく

オープンハウスのように仕事がきついとその分忍耐力が身につきます。

一日中チラシ配りは普通の人はできないしやりたがりません。しかし、トップ営業マンになったり独立する人はだいたいこういったことを経験している。私も1日中飛び込みや電話をしていた時期があります。

将来的な目標がある上で、手段としてオープンハウスに入社するのは一つの選択肢でしょう。

給料が良い

オープンハウスは高給と定評があります。新卒給料もかなり高いです。

オープンハウスグループは14日、2025年4月から大卒総合職の初任給を3万円引き上げ、36万円とすると発表した。従来の33万円から9%引き上げる。物価上昇に対応するほか、採用活動での競争力の強化につなげる。

22年4月に初任給を3万円引き上げており、今回の引き上げは3年ぶり。25年4月から事務総合職以外の営業職や建築技術職などの総合職の初任給を3万円引き上げる。対象者は約430人で、年収は初年度から500万円を超える見込みだ。

日本経済新聞より引用

20代で年収1000万も可能な会社なのでお金を稼ぎたい人には向いている会社です。

ちなみに不動産業界の役員報酬のトップもオープンハウスがランクインしています。報酬額は6億近く。

まとめ

就職や転職を考えている場合、常に求人を出しているところは大概ブラックなので注意が必要ですが、将来的な目標があり、今後のキャリアを考えて入社するなら選択肢の一つです。

そのため、ただ「給料が高いから」というだけの理由で宅建も持たずに入社するのは賛成できません。

だいたいそういう考えの人はすぐ不動産業界からいなくなります。待遇が良い不動産業界に入る確率を上げるならまずは宅建を取り、焦らず求人を探すべきです。

このブログでは不動産転職のノウハウについて解説していますので、より詳しく知りたい場合は不動産転職カテゴリーをご参考ください。

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