【実体験】賃貸仲介の面接で質問されることとは?【逆質問も重要】

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中西諒太
監修者
静岡県出身。城都不動産株式会社 代表取締役。宅地建物取引士/2級ファイナンシャル・プランニング技能士/住宅ローンアドバイザー/日商簿記検定2級|賃貸仲介・売買仲介・賃貸管理会社にて勤務後、独立。現在はWEBメディア運営と不動産賃貸業を経営。
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賃貸仲介への転職活動で書類審査が通れば採用される確率がグッと上がります。だからこそ面接対策をしっかり立てておきたいですよね。

僕自身、賃貸仲介会社で働いていた経験があります。幸いにも採用された会社以外にも複数内定をもらうことができました。そのときの経験から面接で聞かれることや、どう行動していけば有利に就職活動を進めていけるかについて解説していきます。

本記事を読むことによって面接で質問される内容がわかり、採用される確率を上げることができます。

賃貸仲介の面接で聞かれることは限られています。ただ、自分だけで面接対策しても客観的にどうみられるかは分かりにくいです。第三者の意見を取り入れつつ備えておくことが転職成功につながります。
不動産業界に強い転職エージェントおすすめ21選!選び方と成功のコツや注意点を徹底解説!

目次

賃貸仲介の面接で質問されること

賃貸仲介の面接で質問されること

面接で聞かれることはどの賃貸仲介会社でも共通していることがあります。

  • 少しでも長く働いてくれるか
  • 売上を作れるかどうか
  • コミュニケーションがしっかりしているかどうか

上記のとおりで、これが重要な確認事項です。

最低限必要なことですが、逆にこの3つの条件を満たす人材だったらあとのスキルや経験は入社後に積んでいけばいいと考える会社が多いです。

そのため、上記の条件を満たす人材かどうか確認するための質問を抑えておくことが重要です。どのような質問をされるのか具体的にみていきましょう。

いままでの職歴

いままでどのような職歴かどうかを知ることによって、勤続年数や賃貸仲介に役立つようなスキルがあるかどうかを確認することができます。あまりにも仕事がコロコロ変わっていたり、人と関わるような仕事が浅い場合はその理由について説明していくことが必要です。

仕事が変わっていった理由は前向きなものであることや、仕事で人と関わることは少ないがコミュニケーションには問題がないことをアピールしていくと良いでしょう。

長所と短所

どの業界でも長所と短所について聞かれることは多いです。賃貸仲介の場合は、前述した確認事項に合うかどうかの意味で質問されます。たとえば短所が飽き性やコミュニケーションが苦手だったりすると適性がないと判断されやすいです。

そのため、たとえば短所だったら「優柔不断ですが同時に慎重な性格なので、お客様の要望に沿った提案ができると思います」というように説明すれば「短所はあるけど業務上は支障がなさそうだな」と判断してもらうことができます。

逆に長所は「メンタルが強い」「体力がある」など賃貸仲介で活かせそうな回答を意識していきましょう。

不動産業界に入ったきっかけ

業界への志望理由もよく聞かれる質問です。特に重要なのが、「なぜ賃貸仲介をやろうと思ったのか」ということです。「不動産業界に興味を持ったから」というのであれば、別に売買仲介や賃貸管理など他の職種でもよかったはずです。もちろん賃貸仲介を志望した理由は人によって違うので、あなたなりの動機を考えておきましょう。

志望動機だけではなく入社した後など今後のキャリアプランについて答えられるようにしておくとより面接を有利に進めていく事ができます。

本当は「売買仲介をするためのステップアップとしてとりあえず入社する」だとしても、面接では「御社で営業成績を上げ役職をもらえるようにしていきたい」などと答えておきましょう。これは別に嘘をつけと言っているわけではなく、少し本当に思っていることから言いたい事を変えた方がいいという提案です。

いずれにしてもキャリアへの考え方なんて後から変わる事なので、まずは入社することが最優先ということです。

賃貸仲介の面接を有利に進めていくには

賃貸仲介の面接を有利に進めていくには

ここまで解説してきた質問について抑えておくだけも、かなり採用される確率は上がります。さらに採用率を上げるために、余裕がある人は下記についても抑えておきましょう。

志望動機を作り込む

特に未経験の場合だと志望動機について深く掘り下げられることが多いです。志望動機はどういったことを聞かれるのかある程度決まっているので、事前に対策を取っておけば質問されたとしても答えに困ることはありません。

志望動機については以下の記事で解説してます。例文もあるのでぜひご参考ください。

関連記事:未経験者必見!ルームアドバイザー(賃貸仲介)の志望動機の書き方を『元接客業フリーターの宅建士』が徹底解説【例文つき】

逆質問の準備をしておく

面接では必ずといって「なにか聞いておきたい事はありますか」という逆質問があります。

逆質問をされたときに「別に特にきいておきたいことはありません」と返してしまったら、みすみすチャンスを逃してしまうことになります。あらかじめ準備しておくことで、逆質問をされたときにすぐに答えられるようにしておきましょう。

まず、待遇面について深堀りするのは控えておいた方がいいです。

「給料は本当にこれだけもらえるんですか?」

「みなし残業を超えた分はきちんと残業代は出るんですか?」

などです。確かにこれらは大切なことですが、あまりしつこく聞いてしまうと「こいつめんどくさいな」と思われてしまいます。もし質問するのであれば、内定後に気が済むまで聞けばいいですし、もしそれで合わなかったり面接の時と言ってることが違うようだったら辞退すればいいだけです。

それよりも、「売上を増やすために会社が意識していることはありますか?」「トップ営業マンに共通している性格やスキルはありますか?」など仕事について前向きである姿勢がわかるような質問をした方が面接官からの印象も良いです。

見た目が重要

身も蓋もない話ですが、見た目がよかったら正直質問に対する回答は取ってつけたようでも気にしないという面接官もいます。別にイケメンとか美女ではないといけないわけではなく清潔感や身ぶり手振り、わかりやすい説明が重要ということです。

メラビアンの法則にもあるように、人の印象の大半は視覚や聴覚と言われています。これは営業も同じで、第一印象で成約するか決まってくるという人もいるくらいです。

メラビアンの法則・・・カリフォルニア大学ロサンゼルス校の心理学者であるアルバート・メラビアンが1971年に提唱した「メラビアンの法則」。 人と人がコミュニケーションを図る際、実は「言語情報7%」「聴覚情報38%」「視覚情報55%」という割合で影響を与えていることを示した心理学上の法則です。

服装はもちろん、顔の表情やジェスチャーなど自分で鏡を見ながら練習してみるといままでわからなったことが見えてきますよ。

第三者の意見を聞いてみる

面接対策としては擬似面接をしてみるのが有効な方法です。一通り質問についての回答を考えたら必ず擬似面接をしましょう。身近なところでいえば家族や友達、理想は不動産会社の人事をしている人がいればベストですがそんな知り合いがいる人の方が少ないと思います。

もし人事に詳しい知人がいない場合は転職サービスを利用するというのも一つの選択肢です。エージェントによっては不動産業界で働いていた人もいますし、基本的な面接のロープレだけでもかなり有利に進められます。不動産について詳しい転職サービスについては下記記事で紹介してますので使い倒していきましょう。
不動産業界に強い転職エージェントおすすめ21選!選び方と成功のコツや注意点を徹底解説!

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