任意売却してもクレジットカードは使える!|ブラックリストはNG

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中西諒太
監修者
静岡県出身。株式会社了代表取締役。宅地建物取引士/2級ファイナンシャル・プランニング技能士/住宅ローンアドバイザー/日商簿記検定2級|賃貸仲介・売買仲介・賃貸管理会社にて勤務後、独立。現在はWEBメディア運営と不動産賃貸業を経営。
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任意売却は競売と違う不動産売却の方法です。競売がクレジットカードを使えなくなるというイメージがあるせいか、任意売却もクレジットカードが使えなくなると誤解されがちです。

もちろん任意売却をしてクレジットカードが使えなくなるケースもあります。

本記事はこれから任意売却を検討していてクレジットカードが使えなくなるか不安に感じている人に向けての内容となってます。

本記事を読むことによって任意売却でどうすればクレジットカードを使えなくならずにすむのか知ることができます。任意売却についての情報を知りたい方にとっては役立つ内容ですのでご参考ください。

任意売却会社の中には買い叩いてくる悪質な業者もあるので要注意です。そういった悪質業者を見分けるためには複数の不動産会社を比較することが重要です。比較をし、自宅の正しい売却価格がわかれば、自分にとって最適な売却手段を知ることができ、高額売却にもつながります。
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目次

任意売却してもクレジットカードは使えます

任意売却してもクレジットカードは使えます

結論からいうと任意売却してもクレジットカードは使えます。

なぜ任意売却してもクレジットカードが使えるのか具体的に解説していきます。

任意売却したかはクレジットカードと関係ない

「任意売却=ブラックリスト」というイメージをもつ人もいますが、任意売却はあくまでも不動産売却の種類のひとつであり、必ずしもブラックリストに載るものではありません。

ブラックリストはローンを滞納することで載ることになります。

任意売却は住宅ローンの滞納がなくてもできます。滞納をしてないので、信用情報にも影響しないことになります。

信用情報機関とは

クレジットやローンの契約や申し込みに関する情報のことで、客観的な取引事実を登録した個人の情報。この信用情報は、クレジット会社が顧客の「信用」を判断するための参考資料として利用されます。そのため、信用情報には人種や思想、保健医療、犯罪歴などの項目は、一切含まれません。

CICホームページより引用

任意売却でクレジットカードが使えなくなるケース

任意売却でクレジットカードが使えなくなるケース

任意売却をしてもクレジットカードは使えますが、それはローンの滞納がなく信用情報に悪影響がなければという前提です。そのため任意売却でクレジットカードを使えなくなるケースも中にはあります。具体的に解説していきます。

ブラックリストに載る

任意売却だけということであればブラックリストには載りませんが、ローンを滞納したらブラックリストの対象になります。とはいっても必ずすぐに載るとは限りません。

もちろん長期間滞納や支払いがないと載ってしまいます。具体的には住宅ローンを3ヶ月以上滞納すると信用情報に事故情報として記録されます。

そうなると当然信用情報にも悪影響があり、クレジットカードが使えなくなってしまいます。クレジットカードだけではなく、賃貸契約やカードローンなど生活に関わるさまざまな場面で審査が必要になってきます。クレジットカード以外にも不便なところが出てきます。

※クレジットカードやローンの申し込みの際には信用情報が使われます。もし信用情報に記録があれば審査に落ちてしまいクレジットカードの作成やローンの申し込みはできません。

任意売却をする方は住宅ローンを3ヶ月以上滞納していて、なんの対策もとっていないケースが大半です。事前に備えておけばこういったリスクを減らせます。

ブラックリストの登録期間について

ブラックリストはお金を完済したからといってすぐにリストから消されるわけではありません。一定の期間はブラックリストに載り、その間はクレジットカードを使えなくなったり日常の場面で支障が出ます。

信用情報によってブラックリストに載る期間が違いますが、長くても5年と言われています。ブラックリストに載る期間は滞納していた期間や金額にも変わってきますので、「人によって登録期間が異なる」というのが答えになります。

任意売却の後に自己破産した場合は5〜10年事故記録が残ると言われています。事故情報は信用情報から削除されても信用情報期間から知らせてくれることはないので自身で確認することが必要になってきます。

住宅ローン返済が残っている

任意売却をしたとしても、売却金額で住宅ローンを完済するのは難しいです。そうなると住宅ローンの返済が残ります。もし残ったローンを滞納すれば当然クレジットカードの審査にも影響します。

滞納した期間が長ければブラックリストにも載る可能性が高くなります。

ブラックリストになるとクレジットカードの新規作成ができなくなるだけではなく、現在もっているカードも使えなくなる可能性があります。基本的にクレジットカードを滞納していない限りはいきなり停止されることはありませんが、住宅ローンを滞納している場合、クレジットカードも滞納しているケースが多い傾向にあります。

任意売却をしても住宅ローンが残るのは仕方ありません。ただ、事前に対策をとっておけば滞納を防ぎ、クレジットカードが使えなくなるリスクを減らすことができます。

任意売却に詳しいプロにクレジットカードが使えなくなることは困るということを事前に伝えておきましょう。

任意売却会社の中には買い叩いてくる悪質な業者もあるので要注意です。そういった悪質業者を見分けるためには複数の不動産会社を比較することが重要です。比較をし、自宅の正しい売却価格がわかれば、自分にとって最適な売却手段を知ることができ、高額売却にもつながります。
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