任意売却とリースバックの違いは?メリットやデメリットを徹底解説!

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中西諒太
監修者
静岡県出身。株式会社了代表取締役。宅地建物取引士/2級ファイナンシャル・プランニング技能士/住宅ローンアドバイザー/日商簿記検定2級|賃貸仲介・売買仲介・賃貸管理会社にて勤務後、独立。現在はWEBメディア運営と不動産賃貸業を経営。
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任意売却をしようとしていて、リースバックも検討している人もいるのではないでしょうか。

本記事では任意売却とリースバックの違いから、それぞれのメリット・デメリットについて解説していきます。

本記事を読むことによって、どの選択肢があなたにとって最適なのか知る材料になります。

リースバック会社は自分に合った会社を探すことが最重要です。自分の希望に応えてくれるリースバック会社を見つけることができれば高額売却につながり、安心して自宅に住み続けることもできます。リースバックを成功させたい場合は複数リースバック会社に査定してもらうことからはじめましょう。
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目次

任意売却とは

任意売却はリースバックとは全く別の意味で、不動産売却の方法の一つが任意売却です。

任意売却は住宅ローンの支払いが困難になった場合に金融機関などの債権者と相談して自宅を売却し、残債を支払うことです。

競売とは違い引っ越し費用がまかなえたり、不動産を高く売却しやすいというのも任意売却の特徴です。

本記事では任意売却についてがメインテーマなので、詳細は別記事をご参考くださいませ。

リースバックとは

リースバックとは今住んでいる自宅を一度売却して、そのまま借りて住み続けることです。

リースバックは売却することが前提となります。

通常の売却であれば、売却後に引っ越しをし他の家に住むことになります。

一方で、リースバックは売却後にも今の家に住み続けることができるので、他の賃貸物件に引っ越す必要がなく、売却資金をうまく活用できるという点が大きなメリットです。

任意売却とリースバックの違い

任意売却とリースバックの違い
スクロールできます
比較項目任意売却リースバック
目的債権者への借金返済 売却後に住み続けること
債権者の合意必要不要
ブラックリスト載る載らない
買主誰でもいい基本的にリースバック会社
売却価格 市場価格の8割前後市場価格の8割前後
売却後の賃貸借契約リースバック以外なし必ず契約がある

任意売却とリースバックは全く別の用語です。

リースバックは自宅を売却した後に家賃を新しい買主に払って住み続けることです。

そのため、任意売却ではなくてもリースバックをすることができます。

さらに任意売却とリースバックの具体的な違いを解説していきます。

選ぶタイミング

任意売却とリースバックは選ぶタイミングが異なります。

  • 任意売却・・・ローンの滞納が重なったり競売にかけられそうになったとき
  • リースバック・・・不動産売却後に賃貸契約をするとき

関連記事:任意売却はいつまでにする必要がある?競売までの期間から具体的な進め方を徹底解説

選ぶ目的

任意売却とリースバックはそもそも目的が違います。

任意売却は資産整理特にローン返済という部分での目的が大きく、リースバックは自宅に住み続けるというのが主な目的です。

そのため、任意売却の場合は特に自宅に住み続けたい人以外はリースバックにこだわる必要がなく、ローン返済を優先することが多いです。

転居の必要性

任意売却はリースバックをしない限りは自宅に住み続けることはなく、転居が必要になります。一方でリースバックの場合は自宅にそのまま住み続けることができるので転居の必要はありません。

今後の生活への影響

任意売却で転居をする場合、引っ越しをするので当然いままでと生活環境が変わります。

しかしリースバックでは自宅に住み続けることができるので、生活環境はいままでとかわりません。第三者からすると自宅を売却したことさえわかりにくいという特徴があります。

任意売却とリースバックは組み合わせることができる

任意売却とリースバックは組み合わせることができる

任意売却とリースバックは組み合わせることができます。おおまかに下記のような段階になります。

  • 任意売却で自宅を売る
  • 自宅の賃貸借契約をする

任意売却で自宅を売る

ローン返済があり、もし競売が実行された場合は誰が落札するかわからないため引き続き住み続けることは難しいです。

いまの家に住み続けたい場合は、買主を指定できる任意売却を選択する必要があります。また、債権者が納得できる価格で売却し合意を得ることも必要です。

ちなみにリースバック会社の中には任意売却を受け付けていない会社もあります。任意売却をしたからといって必ずリースバックができるというわけではないので、必ず事前に相談しておくことが必要です。

関連記事:任意売却の相談先おすすめ3選【選ぶ際の注意点とコツも徹底解説】

自宅の賃貸借契約をする

債権者の合意を得ることができたら任意売却を実行し、賃貸借契約を実行します。

もちろん任意売却をしたからといって返済しきれなかったローンがなくなるわけではなく、リースバック後も返済していかなければなりません。

そのため、残債+リースバックの家賃を払っていけるのか事前にシミュレーションする必要があります。返済額によってはリースバックよりも通常の賃貸の方がいいこともあります。

このように、任意売却で自宅を売却してからも住み続けることができるのがリースバックの特徴です。税金の滞納があってもリースバックが行うことができる場合もあり、その場合は税務署や市役所と話し合って差し押さえの解除手続きをする必要があります。

また、自宅だけではなく、店舗や事務所などにも利用ができ、同じ場所で事業を継続できるので、事業主の方にとってもリースバックはメリットが大きいです。

任意売却でリースバックを利用するメリット

任意売却でリースバックを利用するメリットは多いです。

  • 自宅に住み続けることができる
  • オーバーローンでも売却できる
  • 周囲に知られずに売却できる
  • 将来的に買い戻しできる可能性がある

任意売却でリースバックを利用するデメリット

任意売却でリースバックを利用する場合はデメリットもあわせて把握しておきましょう。

  • 売却価格が安くなる可能性がある
  • 毎月の家賃の支払いが発生する

関連記事:【悲報】任意売却の買い手がつかない!売れない理由と解決策を徹底解説!

任意売却会社の中には買い叩いてくる悪質な業者もあるので要注意です。そういった悪質業者を見分けるためには複数の不動産会社を比較することが重要です。比較をし、自宅の正しい売却価格がわかれば、自分にとって最適な売却手段を知ることができ、高額売却にもつながります。
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任意売却とリースバックの組み合わせがおすすめなケース

任意売却とリースバックの組み合わせがおすすめなケース

任意売却でリースバックが必要かどうかはその人が置かれている状況にもよります。どういった場合に任意売却とリースバックを組み合わせるのがいいのか解説していきます。

任意売却とリースバックの組み合わせがおすすめなケース
  • 離婚でのトラブル
  • 高齢者が相続したい場合
  • 周囲に知られたくない

離婚でのトラブル

マイホームを夫婦で共有していて離婚する場合は残債を返済する必要があります。もし離婚するときにオーバーローンの状態である場合は任意売却をする必要があります。

離婚の場合は子供を転校させたくない場合はリースバックを選択するのが有効です。

高齢者が相続したい場合

高齢者で任意売却をする際、自宅を相続したいという人もいます。もしリースバックをしておけば将来的に買い戻しできるかもしれないので有効です。

周囲に知られたくない

任意売却だけでも周囲にローンを滞納しているか知られにくいですが、リースバックをすれば不動産を売却していることですら気づかれにくいです。

それは同じ物件に住み続けているので、よっぽどのことがなければ外部からは知られる理由がありません。

もし近所の人に不動産売却すること自体を知られたくない場合は任意売却とリースバックの組み合わせがおすすめです。

任意売却後の選択肢

任意売却後の選択肢

任意売却後は次のような選択肢があります。

引っ越す

任意売却後は基本的に引っ越すことになります。

リースバックは必ずできるというものではなく、大半の人がローン返済を優先するためです。

親族間売買

不動産売却によって自宅の所有権を手放したくない場合は親族間売買という方法もあります。

親族間売買は親子などの親族間で不動産売買をすることです。売却価格と実勢価格の差が大きかった場合は贈与税が発生するなどの注意点もありますが、自宅を手放したくない場合は選択肢のひとつです。

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任意売却とリースバックは選択肢のひとつ

任意売却とリースバックは人によって組み合わせるといいかどうか変わってきます。任意売却する上では専門家に相談して一番最適な解決策を探していきましょう。

任意売却は通常の不動産売却と違い専門的な知識が必要です。もしいまの不動産会社だけだと不安だったり、より早く任意売却を成功させたい場合は専門のプロがいる窓口に相談しましょう。
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