不動産の仕事内容とは?仕事を探す時のポイントも解説!

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中西諒太
監修者
静岡県出身。株式会社了代表取締役。宅地建物取引士/2級ファイナンシャル・プランニング技能士/住宅ローンアドバイザー/日商簿記検定2級|賃貸仲介・売買仲介・賃貸管理会社にて勤務後、独立。現在はWEBメディア運営と不動産賃貸業を経営。
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不動産の仕事は、なんとなく漠然としたイメージはあるものの、詳しい部分はあまり知られてません。僕自身、不動産業界に入るまでは、「スーツを着てお客さんと話す人達」というイメージしかありませんでした(笑)

不動産業界への仕事内容を調べてる人、特に就職や転職を考えている人の中には詳しく知りたいという方もいるのではないでしょうか。

今回は不動産の仕事はどういったものがあるのかだけではなく、実際に不動産の仕事を探す時のポイントについても解説していきます。

僕自身、過去4年間不動産業界にいました。全部の職種を深くまで経験したわけではないですが、本や周囲の不動産業者から得た情報など、総合的な情報量は多いので、より実態に近い内容となっています。

不動産業界は他の業界とは違った独自のルールや待遇があります。そのため、転職活動をするときはより不動産事情に詳しいところから情報収集をしていくことが重要です。不動産業界の転職に成功したい場合は以下の記事が役立ちますのでぜひご参考くださいませ。
不動産業界に強い転職エージェントおすすめ21選!選び方と成功のコツや注意点を徹底解説!

目次

不動産の仕事内容

仕事を探す時のポイントも解説!

不動産の仕事といっても、大きく分けて「職種」と「業種」の2種類があります。同じ不動産の仕事ですが、内容や求められるスキルは変わってきます。

業種別の仕事内容

業種の中でも種類が大きく分けて下記の5つがあります。

  • 不動産開発・販売業者
  • 不動産賃貸事業会社
  • 不動産管理事業会社
  • 不動産流通事業者
  • 不動産投資事業会社

不動産開発・販売事業者

いわゆる「ディベロッパー」と呼ばれる業種です。

取得した土地にオフィスビルや商業施設、分譲マンションや戸建て住宅を開発し、販売や賃貸をする事業のことです。土地の仕入れから建物を完成させるまでの一連の業務を行うのが特徴で、「ハウスメーカー」もこのカテゴリーに当てはまります。

ちなみに「ゼネコン」はデベロッパーの支持の下、実際の建設をするものです。

不動産開発・販売事業者の例
  • デベロッパー・・・三井不動産、三菱地所、住友不動産、東急不動産、野村不動産
  • ハウスメーカー・・・住友林業、積水ハウス、大和ハウス、旭化成ホームズ
  • ゼネコン・・・大林組、大成建設、清水建設、竹中工務店、長谷工コーポレーション

不動産賃貸事業会社

不動産賃貸事業会社は、アパートや賃貸マンション・オフィスビルを自社で所有し、個人や企業に貸し出します。不動産開発・販売や不動産管理の部門がある会社もあります。

不動産管理事業会社

マンションやオフィスビル、商業施設などの建物の所有者から委託された物件を管理するのが不動産管理事業会社です。建物や設備のメンテナンス、清掃などを行います。

昔は自分の物件は自分で管理する大家さんも多かったのですが、今は一人で多くの物件を抱えたり、高齢であることから、管理会社に任せる人がほとんどです。不動産賃貸管理の仕事内容については、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。

不動産管理会社・・・三井不動産レジデンシャルサービス、三菱自社コミュニティ、大京アステージ、日本ハウズイング、東急コミュニティ

不動産流通事業者

不動産流通事業会社は、デベロッパーやハウスメーカーが建てた物件の宣伝をし、不動産物件の売却希望者と購入希望者を仲介しています。全国にネットワークを持つ会社から地域に密着した個人事業主の会社まで幅広くあります。

不動産投資事業会社

不動産投資事業会社は、マンションやオフィスビル、商業施設などの賃貸物件不動産が生み出す収益を、証券化して投資するビジエスを行っています。小口の資金を多くの投資家から集めて不動産を購入し、運用して収益を得れば投資家達に配当しています。

職種別の仕事内容

一般的に、不動産の仕事で思い浮かぶのは「営業マン」という人が多いでしょう。ここでは、営業だけではなく、不動産の仕事には、他にどういった職種があるのか解説していきます。「不動産業界に興味はあるけど営業はちょっと。。。」という人にとっても参考になる内容となっています。

営業

営業は、何かしらの商品を売る職種であり、不動産の場合は、家やマンション、リフォームや投資物件などその種類はさまざまです。営業方法は会社や営業マンによって多種多様ですが、テレアポ・飛び込み・ネット反響などがあります。

また、会社によって営業マンの年齢層は違いますが、20代、30代が多いです。40代以上になると、管理職でマネジメント側に移る人がいるからなんですね、営業の魅力はなんといっても「インセンティブ=歩合」会社によって歩合は違いますが、20代で年収1000万というのは他の業界よりも多いです。
【不動産の転職】営業マンのインセンティブについて【年収1000万円も可能】

仕入れ・企画・開発

不動産をお客様に買ってもらうためには、大前提として、売るための商品を作らなければなりません。土地、建物とさまざまですが、そういった商品を作るのが仕入れ・企画・開発のポジションです。営業と違って特に個人ノルマがあったりするわけではないですし、比較的土日休みが取りやすい職種でありますが、責任は大きい仕事です。商品のできが悪かったら営業マンも売りにくいですし、結果として会社の売上が頭打ちになるからです。とはいえ、「自分の仕事で、社会や世の中を変えたい!」という人にとっては非常にやりがいがある仕事というのも間違いありません。

事務(人事・総務・経理)

いわゆる「バックオフィス」といわれるものです。直接売上には貢献する職種ではありませんが、事務仕事で会社の雰囲気が変わる部分もあります。事務が効率の悪い仕事をしていると、営業マンや会社に悪い影響を与え、業績が左右されることすらあるので責任がある仕事です。「縁の下の力持ち」的なポジションである事務。裏方としてフォローするのが得意な人は向いている職種です。

不動産業界の勤務形態

不動産業界は、個人のお客様を相手にする業種の場合は、土日出勤、平日休みであることが多いです。平日は水曜を定休日にする不動産会社も多く、その由来は、「契約が水に流れないため」ともいわれています、

もちろん、すべての会社が水曜休みで、土日休みができないというわけではありません。開発やマンション管理なんかは土日休みの会社が多い傾向があります。どうしても土日休みの不動産会社が良い場合は、土日休みで求人を検索してり、転職エージェントに相談していきましょう。

タレントスクエア」は20代・30代向けスカウト型転職サイトです。コンサル・金融・マーケテイング・営業・スタートアップ等を中心に、20代・30代の方が挑戦しやすい高年収求人を紹介しています。
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不動産業界の現状と将来性

不動産業界の現状と将来性

2020年の東京オリンピックに向けて、不動産市況も盛り上がっていましたが、コロナによって大きく変化しました。不動産業界が今後どうなっていくのかについて、下記の記事で詳しく解説しています。

https://ryo-music-marketing.com/realestate-future/

不動産の仕事のメリット・デメリット

不動産の仕事のメリット・デメリット

不動産の仕事のメリット・デメリットを把握しておくことで、就職や転職をする時の判断材料になります。

メリット:やりがいが大きい

賃貸や売買、投資など、仕事内容は様々ですが、不動産業界全体で共通して言えるのは、1件あたりの取引単価が高い、つまり大きなお金が動くということです。不動産を売ったり貸したりし、お客様に喜ばれた時は大きな達成感が味わえます。

不動産の仕事のやりがいについては、さらに下記の記事でも解説しています。
不動産の仕事のやりがいとは?【業界歴4年の宅建士が解説】

デメリット:責任が重い

不動産の仕事は、大きいお金が動くので、やりがいがある一方で、その分責任があります。万一、いい加減な取引を行って、お客様に大きな損害を与えてしまった場合、訴訟にまで発展するリスクもあるのです。「他にできる仕事がないから不動産でもやるか」というような簡単な気持ちではできない仕事なのです。

不動産の仕事はこんな人におすすめ!

不動産の仕事は、営業だけではなく、事務仕事もありますが、やはり他の仕事よりも人とかかわることが多い仕事です。そのため、前職が接客などの仕事だったり、人とかかわるのが好きな人は向いているといえるでしょう。

また、不動産特に営業は学歴はそこまで関係がなく、実力主義です。「学歴にコンプレックスがある」「営業だけで成り上がりたい」というような野心家の人にとってもおすすめの仕事です。未経験でも不動産業界には入れるので、興味がある方はこちらの記事もご参考下さい。

不動産の仕事を探す時のポイント

不動産の仕事を探す時のポイント

不動産の仕事内容について説明してきましたが、ここからは、不動産業界で働きたい人が仕事を探す時のポイントを紹介していきます。

業種と職種を絞る

不動産の仕事内容を解説してきましたが、業種も職種も決まってない段階から求人を探すのはただただ時間の無駄です。求人を見てみるとそれがわかります。

不動産の求人
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上記は、「不動産・建設」の業種全部での検索結果。1万3千件以上は多すぎですよね^^;ここから、業種を1つに絞ると大体10分の1以下、さらに職種を絞ると・・・

doda
doda

300件程になりました。ここからさらに希望条件を絞っていけば、より少なくなって選びやすくなります。ここまで絞り込めば、迷って無駄に時間を浪費することもなくなります。

ブラック企業に注意

不動産業界は、良くも悪くも、「門戸が広い」業界です。未経験でも入りやすいという面もありますが、逆をいえば常に人が足りなかったり、離職率が高い会社もあります。いわゆるブラック企業ですね。そういった「貧乏くじ」を引かないためにも、求人は慎重に見極めていきましょう。正直なところ、公開されている求人って玉石混交なんですよね。良い求人もあれば、もちろん質が悪い求人も混じってます。公開求人も気にしつつ、非公開求人に目を向けることも重要です。

不動産業界でも、きつくない仕事も当然あります。そういった求人って、あまり公開されてないんですよね・・・。というのも、企業側からしたら、あまり「変なやつ」は入って来てほしくなく、ある程度フィルターをかけたいという事情があります。そういったフィルターをかけるために、企業は非公開求人を転職エージェントに任せているわけです。より自分の希望条件に合った求人を見つけられる可能性が高くなるので、積極的に活用していきましょう。

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