ハウスメイトの評判や口コミは悪い?利用に向いている人やお部屋探しで失敗しないコツを解説
賃貸での引っ越しでハウスメイトを利用しようと考えている人もいるのではないでしょうか。ハウスメイトは賃貸仲介会社として有名ですが、利用する前に評判や口コミを知っておくことは重要なことです。
特に検索すると、「ハウスメイト 退去、ハウスメイト 苦情」というワードが出てくるため、デメリットやリスクを把握しておくことで、部屋探しの不安を解消しておくことも重要です。
- 部屋探しで失敗したくない
- 初期費用で余計なお金をかけたくない
- トラブルだけは防ぎたい
上記について一つでもあてはまる人にとって参考になる内容となってます。
評判や口コミだけではなく、どういった人がハウスメイトを利用するのに向いているかや、仲介手数料が安くなる賃貸サイトについても解説していますのでぜひご参考ください。
私自身、現在不動産会社を経営しています。本記事では専門家や実体験に基づいた解説をしていきます。
ちなみに私が経営する城都不動産では、一都三県を中心に不動産事業をしています。少しでも気になったら公式ラインからお気軽にご相談くださいませ。
賃貸で安く引っ越しをしたい場合はハウスメイトやエイブルなど実店舗ではなくネットメインの不動産会社の利用がおすすめです。オンラインで無駄なお金をかけていないため、実店舗の不動産会社よりも初期費用を安く抑えることができます。ハウスメイト以外にも安く利用できるサイトを知りたい場合は以下の記事をご参考ください。
→賃貸で仲介手数料が安い不動産屋ランキング!評判や口コミを徹底比較!
ハウスメイトとは?
ハウスメイトはどういった会社が運営しているのかを中心に解説していきます。
ハウスメイトの会社情報
会社名 | 株式会社ハウスメイトショップ |
URL | https://www.housemate.co.jp/ |
所在地 | 東京都豊島区西池袋1-16-1 新東第一ビル7F |
店舗数 | FC:85店舗 / 直営:96店舗(2023年4月時点) |
設立時期 | 1989年9月7日 |
ハウスメイトとは、株式会社ハウスメイトショップが運営する大手不動産会社です。
ハウスエイトの特徴
ハウスメイトは、1989年9月7日に運営を開始しました。フランチャイズ85店舗、直営96店舗(2023年4月時点)と幅広い地域で展開しています。
フランチャイズ店舗とは、大手企業の看板を借りて営業している会社を指します。ハウスメイトはほとんどの都道府県に店舗があるため、利用しやすいのが特徴です。
また、40年以上のノウハウや情報があり、日々の業務に活用しています。直営店とフランチャイズ店の両店舗で情報共有や研修を実施しながら、質の高いサービス提供を行っているのです。
ハウスメイトは独自の物件を管理しているため、物件の仕入れやお部屋の紹介、入居後のアフターフォローまで一社で対応してくれます。別会社ではないので情報連携のミスが少なく、手厚いサポートが可能です。
ハウスメイトの良い評判や口コミ
それでは、ハウスメイトの良い評判や口コミについて、ネットで集めた情報を紹介します。
丁寧に対応してくれた
「接客が丁寧だった」「対応が親切だった」など、良い口コミが見受けられました。
同業ですが、取引させていただきました。 自宅売買から早急な賃貸物件への引越しという諸事情があるお客様でしたが、スタッフ皆さんの電話応対も良く、担当者のスピーディーな対応に助けていただきました。
GoogleMapより引用
何件か回った後にふらっと立ち寄ったのですが、大変親切にしていただき、素敵な物件を紹介して頂けました。 次回の引っ越しもお願いしたいと思いました。
GoogleMapより引用
店舗数が多いので行きやすい
ハウスメイトの店舗は、2023年4月時点で全国191件あります。直営店が96店舗、フランチャイズ店舗が85店舗です。
各店舗で情報は連携しているため、自宅周辺のハウスメイトに行くことができ、遠方から上京する人などに便利だと言えるでしょう。
管理会社が小さなトラブルでも迅速に対応してくれた
口コミのなかには、設備が故障するなどトラブルが起きた際に、管理会社が迅速に対応してくれたという意見もありました。
ハウスメイトは、お部屋探しから入居後のアフターフォローまで丁寧に対応してくれます。一社で対応してくれる不動産屋は、連携ミスが少ないので安心です。
ハウスメイトの悪い評判や口コミ
ハウスメイトの悪い評判や口コミについて、ネットで集めた情報を紹介します。
仲介手数料が家賃の1.1ヶ月分かかる
ハウスメイトは、基本的に仲介手数料が1.1ヶ月分かかります。仲介手数料の上限ではありますが、エイブルやミニミニなど基本的に0.55ヶ月分のところもあるので、それに比べると高いと感じるかもしれません。
ただし、エイブルやミニミニの場合は自社物件に誘導され、自分の希望条件に合う物件を紹介してもらえないリスクがあります。
ハウスメイトの場合は、お客様の条件に合う物件を探すのがサービスで、時間や労力がかかっている分仲介手数料がかかっていることもあります。
手数料の安さを重視するなら、最初から仲介手数料が安い不動産を選んだ方が、後々トラブルになるリスクを防げるでしょう。
仲介手数料は不動産屋によっては交渉できますが、交渉の仕方を間違ってしまうと気に入った部屋に住めなくなってしまうリスクもあるので要注意です。仲介手数料の値引きについては以下の記事でも解説してますのでご参考ください。
→仲介手数料を値切る客は迷惑!?不動産営業の本音や安く引っ越す方法を徹底解説!
スタッフの接客態度にムラがある
最初に提示した前提条件がクリアできないにも関わらず、「ダメでした」という報告のみで一方的に契約手続きを進めてきました。 条件がクリアできないのであれば、せめて「どうしますか?」との伺いくらいはするべきだと思いました。
GoogleMapより引用
ハウスメイトの口コミを見ると「対応が悪かった」という意見が目立ちました。ハウスメイトに限らず、店舗や対応してくれるスタッフによって接客態度が大きく変わります。
スタッフによって営業の強引さや知識の豊富さは異なります。そのため、同じ店舗でも誰が対応するかによって、部屋選びの満足度はガラリと変わるのです。
また、ハウスメイトの約5割の店舗がフランチャイズ店として展開をしているのも原因の一つでしょう。ハウスメイトショップ以外の会社が、ハウスメイトの看板を背負って営業するため、教育や接客に差が出る可能性があります。
保証会社を利用する際の保証料が高額
保証会社を利用する際の保険料が高いといった口コミもありました。保証会社とは、家賃を払えなくなった際に、一旦立て替えてくれる会社です。保証会社の審査に通過すればお部屋を借りられますが、利用するには保証料を支払う必要があります。
一般的な相場は総賃料の50〜100%ですが、ハウスメイトの場合、総賃料の100%が請求されます。また、この保証料は敷金とは異なり、退去するときに返金されないため、無駄なお金となってしまうのです。
ハウスメイトを利用するメリット
ハウスメイトは悪い評判もありますが、人によっては利用するメリットがあります。どういったメリットがあるのか把握しておくと、自分が利用するのに向いているかがわかります。
学生向けに比較的安い物件が見つけやすい
ハウスメイトでは、学生専用の検索サイト「ハウスメイトnavi学生版」が用意されています。進学予定または在学中の学校名から、物件を検索することが可能です。
大学周辺の特徴や住み心地、各大学から通いやすい物件などが詳しく掲載されています。通う大学のページを確認するだけで、簡単に物件を探せるため便利なサービスです。
ハウスメイトと提携している大学(大学生協)であれば各種特典も受けられます。契約金5万円で引っ越せる物件もあるため、できるだけ費用を抑えて引っ越したい学生におすすめです。
他の賃貸ではミニミニの直営店が期間限定で実施している「早得住まいるプラン」というキャンペーンがあります。内容は、キャンペーン対象の期間中に申し込みして契約すると、最大3月31日まで家賃が発生しないというキャンペーンです。色々な不動産家を比べてみて、自分に合ったキャンペーンを利用していきましょう。
関連記事:ミニミニの評判や口コミはやばい?やめとけ?契約時の注意点やライフサポートの断り方を解説!
オンラインで相談・内見ができる
ハウスメイトでは、オンラインで相談・内見ができ、ビデオ通話を利用してスタッフと一緒にお部屋探しができます。また、申込後の契約手続きもオンラインで完結するため、IT重説も可能です。
IT重説(オンラインによる重要事項説明)とは、不動産の取引において、対面せずにビデオ通話などのITを使って、オンラインで実施する重要事項説明を指します。
来店不要で物件を決められるので、遠方への引っ越しを検討している人におすすめです。
オンラインで本格的に部屋探しをしたい人は別のサービスも一緒に検討してみましょう。
→タダスムの評判や口コミ!仲介手数料無料は嘘!?利用に向いている人を徹底解説!
お得で便利な「お部屋プラス」が無料で利用可能
ハウスメイトが運営している入居者専用サービス「お部屋プラス」が無料で利用できます。お部屋プラスの便利な機能は以下のとおりです。
- 24時間サポート付き
- 地域のチラシや飲食店の情報が知れる
- スマホから契約変更・退去申請が可能
- イベント参加やプレゼント特典がある
- 入居時のキズや汚れを写真で登録可能
- 入居中に役立つ「くらしマニュアル」が読める
- 入居期間に応じてキャッシュバックを受けられる
お部屋プラスでは地域のチラシや、周辺の飲食店などの情報が閲覧できます。とくに「入居時フォトサービス」はおすすめです。入居時の汚れや設備不良などの写真を保管しておくことで、退去時のトラブルを防げます。
退去届をWeb上で提出できるため、忙しくてなかなか電話できない人には便利です。さらに、入居期間に応じて最大10万円のキャッシュバックを受けられるのもうれしいポイントです。お部屋プラスの登録や利用料は無料なので、お得にサービスを受けられます。
リピーターは仲介手数料が0円
次に引っ越す物件もハウスメイトの管理物件間であれば、仲介手数料は無料です。本来かかる1.1ヶ月分(税込)の仲介手数料が0円になるため、初期費用を大きく抑えられます。
初期費用は仲介手数料以外にも、保険料や敷金・礼金、引越し代など出費が多いので、仲介手数料が無料になれば、かなり初期費用を抑えられるでしょう。引越しが多い人は、まずハウスメイトの管理物件からチェックすることをおすすめします。
保証人なしでもお部屋を借りられる
ハウスメイトでは、連帯保証人が必要な物件でも「ハウスメイト LIVECA(リブカ)」を利用すると、保証人なしでお部屋を借りられます。
物件を決める際、連帯保証人を求められるケースは少なくありません。頼める人がいない場合に、ハウスメイト LIVECAは役に立つサービスです。
また、家賃の支払いは信販会社による支払者の口座から毎月引き落とされます。そのため、家賃の振込手数料はかかりません。月々の支払いをできるだけ安くできる点もメリットの一つです。
賃貸で安く引っ越しをしたい場合はハウスメイトやエイブルなど実店舗ではなくネットメインの不動産会社の利用がおすすめです。オンラインで無駄なお金をかけていないため、実店舗の不動産会社よりも初期費用を安く抑えることができます。ハウスメイト以外にも安く利用できるサイトを知りたい場合は以下の記事をご参考ください。
→賃貸で仲介手数料が安い不動産屋ランキング!評判や口コミを徹底比較!
ハウスメイトの利用が向いてる人
ハウスメイトの利用には、向き不向きがあります。
- 遠方への引っ越しを考えている人
- 独自で管理している物件もチェックしたい人
- 入居トラブルが起きたら迅速に対応してほしい人
- 入居から退去までを一括で頼めるところが良い人
- 入居トラブルが起きたら迅速に対応してほしい人
- ハウスメイトのリピーターで、仲介手数料無料で契約したい人
上記に当てはまる人はハウスメイトの利用に向いている傾向にあるので、一度足を運んでみることをおすすめします。
お部屋探しで失敗しないコツ
引っ越しは多くの費用がかかるため、失敗したくない人は少なくないでしょう。ここでは、お部屋探しで失敗しないコツを3つ紹介します。
家賃を「手取りの4分の1〜3分の1」に抑える
家賃の上限は「手取りの3分の1」までに抑えるとよいです。3分の1までに抑えることで、その分生活費にお金を回せます。収入が低い人は「手取りの4分の1」まで下げるとよいでしょう。
手取り額別に家賃の目安を表にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
手取り4分の1 | 手取り3分の1 | |
手取り15万円 | 約37,500円 | 約50,000円 |
手取り16万円 | 約40,000円 | 約53,000円 |
手取り17万円 | 約42,500円 | 約56,000円 |
手取り18万円 | 約45,000円 | 約60,000円 |
手取り19万円 | 約47,500円 | 約63,000円 |
手取り20万円 | 約50,000円 | 約66,000円 |
家賃だけに目がいきがちですが、初期費用も重要です。「敷金」「礼金」などで賃料の4〜6ヶ月分がかかることも把握しておきましょう。
例:手取り15万円の人の目安
家賃:約3.7万円~約5万円(この場合、初期費用は15~25万円程度)
設備は最低限必要なものに絞る
お部屋探しで失敗しないためには、設備を最低限必要なものに絞ることも大切です。
こだわりがちな設備は下記のとおりです。
- バストイレ別
- 洗面所独立
- オートロック
- ウォシュレット
- フローリング
- 浴室乾燥機
- 宅配ボックス
- コンロ2口以上
- カウンターキッチン
- クローゼットなどの収納
- TVモニター付きインターホン など
上記のような希望条件が多すぎると、家賃が上がりやすいです。生活する上でないと困る設備を、2〜3つピックアップして探し始めることをおすすめします。
最低2年間は暮らせるエリアかチェックしておく
引っ越しは、初期費用などの金銭的な負担が大きいため失敗はしたくないでしょう。そのため、最低2年間は安心して暮らせる地域か確かめることが大切です。
エリアをチェックするポイントは、以下のとおりです。
- 通学・通勤アクセスは良いか
- 駅まで毎日歩ける距離か
- 住みやすい周辺環境か
- 騒音は気にならないか
- 治安は悪くないか
周辺環境や治安は、ある程度はネットで調べられますが、最新情報は載っていないことが多いです。最新情報が知りたいなら、不動産屋に聞くとよいでしょう。
ハウスメイトでよくある質問
ここからはハウスメイトを利用する上でよくある質問について紹介します。
- ハウスメイトはどこの会社ですか?
ハウスメイトとは、株式会社ハウスメイトショップが運営する会社です。1989年9月7日に運営を開始し、フランチャイズ85店舗、直営96店舗(2023年4月時点)と幅広い地域で展開しています。
- ハウスメイトの「管理物件」とは何ですか?
ハウスメイトの「管理物件」とは、ハウスメイトが建物の管理と保守を行っている物件を指します。充実したサポートを提供し、管理物件間の住み替えは仲介手数料が無料とお得です。
- ハウスメイトは退去費用がかかりますか?
ハウスメイトは退去費用がかかります。具体的な退去費用は、入居時にもらえる「くらしのマニュアル」というパンフレットに記載されています。
ただし、パンフレットに記載されているのは、ハウスメイト指定の工事会社が入った場合の費用目安です。契約内容や業者によって、金額の変動があるので注意が必要です。
- ハウスメイトのnサポートとは何ですか?いらない?
nサポートとは、月々払いの家財保険のことです。 1人暮らしの人は月々770円(税込)、家族がいる人は月々990円(税込)がかかります。
借家人賠償責任や個人賠償責任など、補償内容は一般的な保険とほとんど変わりません。ハウスメイトで契約する場合、nサポートの加入はほぼ必須です。
ただし、加入しなくても法的な罰則やペナルティはないため、加入する義務はありません。保険会社を指定することは、独占禁止法で違法となっています。
しかし、火災保険や家財保険に入らなければ契約しないという、契約上の条件が発生しているのが事実です。そのため、実際はいずれかの保険には加入する必要があります。金額的にもそこまで高いわけではないので、加入して損はないと言えるでしょう。
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