賃貸の”室内消臭抗菌施工代”はいらない?元アパマンショップ店員が断り方や初期費用を抑えるコツを徹底解説!
賃貸物件を契約するときにはさまざまな費用がかかります。仲介手数料や敷金・礼金以外にもかかるものとして室内消臭抗菌代やSAT119などの消火剤は「付帯」と呼ばれていています。
- 「こんなに初期費用が高かったと思わなかった」
- 「最初に説明されていた費用の他に消臭抗菌などの項目がある・・・」
部屋探しをしている人の中には、上記のように見積もりや請求金額が想定していた以上に高かったという経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。
本記事では特に”室内消臭抗菌施工代”を中心に付帯商品について解説していきます。
- 見積書・請求書を渡されたけど項目が多すぎる。
- 消臭抗菌代って本当に必要なの?
- 消臭抗菌代はいらないから外したい。
- 他にも初期費用でいらないものがあったら外せるか知りたい。
上記のような悩みが1つでも当てはまる方にとって役立つ内容となっています。
- 付帯商品の種類について把握できる
- 払わなくていい付帯商品の見分け方がわかる
- 初期費用が抑えられる
私自身、過去にアパマンショップのルームアドバイザーとして働いていた経験があります。その経験から室内消臭抗菌代の実情について解説していきます。
ちなみに私が経営する城都不動産では、一都三県を対象に賃貸仲介をしています。当ブログを見ていただいた方限定で、最大仲介手数料無料で対応させていただきます。少しでも気になったら公式ラインからお気軽にご相談くださいませ。
本記事を読むことによって上記のメリットが得られます。知ってるか知らないかで賃貸契約をする際の初期費用が変わってきますので、一通りの知識を把握しておきましょう。
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賃貸の室内消臭抗菌施工代とは
室内消臭抗菌施工代の商品やその他の付帯商品について解説していきます。
室内消臭抗菌の商品について
室内消臭抗菌の商品は大きく分て”スプレータイプ”と”クリアボール”タイプがあります。
これらの商品を入居者が引っ越す前に居室ないに散布や設置をします。
付帯商品について
室内消臭抗菌代以外にも付帯商品にはいくつか種類があります。仲介会社や管理会社によって違いますが、下記の商品を取り扱う業者が多いです。
- 室内消臭抗菌施工代・・・消臭抗菌代は消臭して抗菌作業をする。スプレーを壁紙や空間に噴射
- 鍵交換代・・・前の入居者の鍵から次の入居者用の鍵に交換する費用
- 室内消火剤・・・家庭用の消火剤。SAT119などが有名。金額は1つ6,000円くらい
- 24時間サポート代・・・トラブルがあったときのための緊急駆付けサービス
付帯商品をつける理由
不動産会社が付帯商品をつける大きな理由は付帯の売上が収益になるからです。
「お客様にきれいに入居してもらうために消臭抗菌施工をします」という営業マンもいますが、話半分に聞いといた方が良いです。
それならもっと安くていい商品がありますし、任意かどうか自分から説明するからです。
また、特に仲介手数料が半額や無料にするのが当たり前という風潮になってきたので、その分の収益を確保していく必要があります。
ひどい場合だと、仲介手数料は安くなっても付帯商品が大量につけられ、結果的に仲介手数料1ヶ月分よりはるかに高くなってしまうこともあるので注意です。
営業マンの中には不必要に付帯商品をつける人もいます。例えばファミリー世帯だからという理由で消臭や消火剤を通常の数倍つける質が悪い営業マンもいるので注意が必要です。
付帯商品の問題点
そもそも付帯商品がなぜ注目されるようになってしまったのでしょうか。
そのきっかけのひとつにアパマンショップの消臭スプレー爆発事件があります。この事件によって付帯商品の問題点が浮き彫りになりました。
札幌不動産仲介店舗ガス爆発事故(さっぽろふどうさんちゅうかいてんぽガスばくはつじこ)とは、2018年(平成30年)12月16日に北海道札幌市豊平区で発生したガス爆発事故である。
Wikipediaより引用
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任意ではないのにつけられる
いままでは付帯商品があたりまえのように請求時につけられていました。
本当は任意なのにもかかわらず、です。
ほとんどの不動産会社では付帯商品の売上は営業マンの歩合にも反映されます。中には自分のノルマ達成のために、任意の付帯商品でも「必須です」と通してお客様に請求する営業マンもいるので、余計に不動産業界や付帯のイメージが悪くなるのです。
コスパが悪い(原価が安い)
付帯商品は不動産会社の売上のため、いくらか利益が上乗せされています。
利益が乗っかるのはビジネスである以上は仕方がないことですし、悪いとは思いませんが、消臭抗菌代の場合は高すぎます。
ファブリーズみたいなスプレーが1本1万円とかで売られているからです。
率直に言って市販の安いもので十分です。
また、アパマンショップの事件にもありましたが、実際は施工していなかったり、適当にやる業者もあります。わざわざ入居者も施工しているかを確認しないので、ごまかそうと思えばできてしまうというわけです。
提供されるかもわからないサービスにお金を払うのは消費者にとってもリスクがあります。
関連記事:賃貸の24時間安心入居サポートは違法!?いらないといわれてる理由や断る方法について徹底解説!
賃貸の室内消臭抗菌施工代の外し方
「室内消臭抗菌代や消火剤は付帯商品だから払わなくても良い」
こういった意見がありますが、室内消臭抗菌代や消火剤が付帯だからといって必ず外せるわけではありません。
それはどこの業者が付帯商品を請求しているかによって変わってくるからです。
請求のパターンは2つ
賃貸契約において、付帯商品を請求する業者は主に2種類あります。
- 仲介会社・・・お客様に賃貸物件を紹介するのが主な業務。アパマンショップやエイブルのような会社です。
- 管理会社・・・大家さんから賃貸物件の管理を任されている業者。大和リビングや大東建託も管理をしています。
基本的に、1の場合で付帯商品が任意の場合は外せます。もし外せないという場合は他の付帯をつけない仲介会社で契約することも選択肢の一つです。
2の場合、基本的に付帯商品は外せません。
管理会社は大家さんから直接物件の管理を任されているので、どの付帯商品をつけるかは自由だからです。(交渉や付帯商品によってははずせる可能性もあります)
この2つの種類を把握しておくだけでも交渉のしやすさは違います。それは、あらかじめ任意かどうかがわかるからです。
付帯商品の外し方については後半で解説します。
関連記事:エイブルはやばいからやめとけ!?評判・口コミや安くなる賃貸サイトを徹底解説!
任意か強制か聞く
一番手っ取り早いのは営業マンに付帯商品が任意かどうか聞くことです。
不動産会社にもよりますが、アパマンショップなど仲介会社は任意の可能性が大です。
注意点
もし任意かどうか仲介会社の営業マンに聞いたときに歯切れが悪かったら注意です。先述したように、自分の売上のために任意でも必須と言ってる可能性があるので注意です。
そういう場合は、管理会社に確認しましょう。管理会社が必須といった付帯以外はすべて任意という認識でオッケーです。
信頼できる不動産に任せる
身も蓋もないですが、一番は安心して任せられる不動産会社や営業マンに任せることです。付帯商品について任意かどうか説明してくれますし、それ以外のサポートもしっかりしています。
ただ、【要注意】仲介手数料の値引き交渉に潜む5つのリスクを解説でも解説していますが、実店舗の場合はあまりに仲介手数料を交渉するなどしても嫌かられるので注意が必要です。
いずれにしてもお金だけ優先して部屋探しをしても結局は「ハズレくじ」を引くこともあるので、信頼できる不動産会社を選んでいきましょう。
初期費用を抑える方法
消臭抗菌代など付帯を払いたくない、初期費用を節約したいという場合ははじめから仲介手数料無料のサービスを利用するのがおすすめです。
オンラインで無駄なお金をかけていないため、実店舗の不動産会社よりも初期費用を安く抑えることができますし、はじめから任意の付帯を外してもらいます。特にすでにどの賃貸物件に住むか目星がついている人にとっては役立つサービスです。
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さかa