【元アパマンショップ店員監修】不動産賃貸仲介営業の仕事を辞めたいと思ってる人の解決策
不動産賃貸仲介の営業で働いていて辞め時を考えている人もいるでしょう。
会社や店舗にもよりますが、【経験談】賃貸仲介営業はきつい?1日のスケジュールと仕事内容について解説しましたにもあるように賃貸仲介は想像よりもキツいです。
- 上司にゴチャゴチャ言われている
- お客さんにもいろいろ注文されている
- 担当の大家にも振り回されるている・・・。
- ノルマがキツすぎる
上記のような待遇を受けている方もいるでしょう。仲介は板挟みになってるとはいえあまりの理不尽に辞めたいと思うのは自然なことです。
本記事は現在アパマンショップなどで不動産賃貸仲介営業の仕事をしていて辞めたいと思っている方へ向けての内容となっています。
私自身、アパマンショップの不動産賃貸営業で約2年勤務していた経験があります。当時の状況や業界事情など実体験をもとに解説していきます。
本記事を読むことによって、賃貸仲介を辞めたい人がどういった行動をとっていけばいいかがわかります。
- もっと楽な仕事をしたい
- これ以上消耗したくない
- いままでの経験をや自分のスキルを活かせる仕事がしたい
- 人間関係が緩い業界で働きたい
上記に一つでも当てはまった人はぜひご参考くださいませ。
不動産業界は同じ職種でも会社によって待遇が大きく違います。不動産仲介をしている人が会社を変えただけで一気に働きやすくなったというケースは少なくありません。他の会社を見れば自分に合った環境をみつけるきっかけにもつながります。
→不動産業界に強い転職エージェントおすすめ21選!選び方と成功のコツや注意点を徹底解説!
不動産賃貸仲介の仕事を辞めたい人の解決策
まず辞める、そして考える
いきなりですが、まずは辞めましょう。
辞めたいと思っている時点で仕事を続けるのは難しいです。実際モチベーションもない状況なので、仕事でも成果があげにくく、空回りするだけ。
「辞めたら周りに申し訳ないなぁ」「あと1ヶ月だけ頑張ってみようかなぁ」なんて考えてもズルズルと問題を先延ばしになるだけです。実際のところ、辞める時期を逃しているうちに踏ん切りがつかなくなり、気がついたら転職するにも難しい年齢になっていたという人もいます。
辞めた後のことはあまり気にしないようにしましょう。営業の経験があったり、宅建をもっていればスキルがない人に比べると転職も有利に進めていくことができます。
率直に言って、スタッフが途中で辞めても誰も困らないですし会社は回ります。会社に遠慮する必要もなければ頑張る必要もありません。「頑張れ!負け癖がつくぞ!」という人もときどきいますが、そういったのは残りものの意見なので気にする必要もありません。
どうしても会社に辞表を出すことに抵抗がある場合は【退職代行ガーディアン】などの退職代行サービスがおすすめです。「すぐに」「確実」に退職することができるサービスです。
履歴書と職務経歴書は作っておく
今の仕事を辞めたいことばかり考えている人もいるでしょう。
職務によってはかなり休みが少なかったり、休みが取れたとしても電話がきたりします。
そんなハードな状況で本格的に転職活動をするのはキツいです。ただ、今後もし不動産業界で転職することを考えているのであればかんたんに履歴書と職務経歴書を作っておくことをオススメします。
ポイントは自分が実績を残したような経歴を上手に作り込んでいくことです。
- 部下にアドバイスをし「マネジメント業務をしてました」的な実績を作る
- MAXの売上を記録し、「店舗売上の○%の売上を作っていました」と書く
上記のように言い方を少し変えたり工夫するのがコツです。誇張表現という人もいるかもしれませんが、嘘でなければ問題はありません。事実に対してどう評価するかは相手の判断なのでいちいち気にする必要はありません。
自分が成果を出してないと思っていても、周りから成果を出したように見える表現にするくらいだったら大丈夫です。実際私が転職活動したときもエージェントから「ここはこういった言い回しに変えましょう」というアドバイスを受けていましたし自分からも提案していました。
ちなみに私の場合は2年くらいで辞めました。もともと経験を積みたかっただけなので2年以内で辞める予定でしたし、周囲をみていて給料やポジションなど将来が見えていたからです。あと運転がキツい、地図が読めない、事務処理が苦手というのも理由になります。
自分の経歴が実績として評価してもらえるかどうかわからない場合は第三者の意見を聞いてみましょう。私の場合は転職エージェントを活用していました。特に不動産業界に強い転職エージェントは有益なアドバイスをしてくれるのでオススメです。
関連記事:【未経験者向け】不動産事務職の志望動機の書き方を”業界歴6年の宅建士”が徹底解説!【例文あり】
不動産賃貸仲介の仕事を辞めると決めた後の行動
正直なところ辞めると思っった時点で、モチベーションを保って仕事を継続していくのは難しいです。では辞めると決めた後はどういった行動をしていけばいいのでしょうか?
まずはハローワークへ
会社員の場合は失業保険に加入しています。自身が失業保険の対象になるか、受けられる公的サービスはあるかなどハローワークのサイトでひと通り情報を仕入れておきましょう。
ちなみにうつ病や適応障害の疑いがあれば診断書を用意しておくとさらに良いです。仕事を辞めたいと思っている人は適応障害やうつ病のケースは多いです。診断書発行料は診察代込みでだいたい5,000円くらいです。それで失業保険が早くもらえて受給期間が長くなると思えば安いものです。
また会社を辞めて一時的にバイトをする場合はハローワークへの申請が注意です。ちなみに宅建を持ってる場合はバイトや副業でも仕事の種類が多いです。詳細は下記記事で解説しています。
関連記事:【経験者談】宅建士にオススメの稼げる副業まとめ!【在宅あり】
辞める理由を分析する
今後のためにも辞める理由を分析することは大切です。
- 賃貸仲介の仕事自体が嫌なのか
- 給料が低いのが不満なのか
- ノルマがキツいから大変なのか
辞める理由をハッキリさせることで解決にもつながります。
例:職場の人間関係や待遇が悪いだけの場合は環境を変えれば改善する可能性がありますし、仕事内容が原因だったら別の職種の仕事をするということができます。
不動産は賃貸営業だけではなく売買営業や賃貸管理など多くの職種があります。職種を変えただけで待遇が良くなったり活躍できるようになる人も多いです。いろいろな職種を調べてみて興味がある職種を探していきましょう。
勉強や資格取得をする
不動産賃貸仲介営業は宅建の資格を持っていない人が多いです。
もちろん不動産営業は宅建を持っていなくても仕事ができないわけではありませんが、もし今後も不動産の仕事を続けるなら遅かれ早かれ持っていなければいろいろな場面で不都合があります。
「宅建を持ってるか持ってないか論争」というものがよくありますが、本来は運転免許のように持っててあたりまえです。
宅建を持っている場合はファイナンシャルプランナーや簿記、管理業務主任者など他の資格を取るのも良いでしょう。
また、もし不動産業界以外でも勉強や資格取得をして損はありません。どの業界もスキルがないまま生き残っていくのは厳しいです。
転職活動をする
まずは不動産業界か他の業界のどちらにするか決めておきましょう。
基本的にサービス業自体融通が時間のきかない構造です。ただ、もし不動産業界を希望しているなら営業よりも事務職がいいですし、不動産業界にこだわる必要がなければワークライフバランスが整っている業界にいきましょう。
まずは転職エージェントに登録してみて、情報収集しながら決めましょう。
関連記事:不動産業界に強い転職エージェントおすすめ
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