要注意！？「賃貸仲介手数料無料のからくり」と注意点を解説！
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賃貸の引っ越しを検討していて、仲介手数料を節約したいという方もいるのではないでしょうか。今回は下記のような悩みを持った方に向けての内容になっています。
- はじめての引っ越しで仲介手数料の相場がよくわからない
- 仲介手数料無料ってあるけどどうして？仕組みが知りたい
- 引っ越しで賃貸の契約をしたいけど初期費用が高い。
- 仲介手数料を安くしたいけど交渉のタイミングがわからない
「仲介手数料は法律で決まっている」「仲介手数料は必ず安くできる」という意見もあり、値引けて当たり前という人もいますが一概には言えないので注意が必要です。仲介手数料について正しい知識を身につけていきましょう。
本記事では賃貸の仲介手数料無料のからくりについて解説していきます。
賃貸仲介手数料無料のからくりについて知識を持っておくことで、部屋探しがうまくいくことにつながります。
内容は少々ボリュームがありますが、本記事は仲介手数料の相場について内容が網羅されていますので是非ご参考ください。
「賃貸の引越しでトラブルなく仲介手数料を安くしたい！」という方はは仲介手数料無料のサービスを利用するのがおすすめです。オンラインで無駄なお金をかけていないため、実店舗の不動産会社よりも初期費用を安く抑えることができます。
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仲介手数料とは？
仲介手数料は賃貸を借りる時にどういった位置付けの費用なのか一通り知っておきましょう。
仲介手数料に含まれるサービス内容
賃貸をはじめ不動産取引をする場合、一般的には不動産会社を通して取引されます。その取引によってかかる手数料が仲介手数料です。
仲介手数料を取りすぎという意見もありますが、それは契約の場面しか見えてないからです。契約は業務のほんの一部であり、賃貸仲介の仕事にはさまざまな業務があります。
- 物件広告作成
- オーナーとの交渉
- 物件写真撮影
- メール・電話対応
- 契約書類作成
- 物件情報更新
上記以外にも不動産会社によっては業務量が増えます。しかもこれらは成約するまでは報酬が発生しないので、仲介手数料は決して取りすぎというわけではありません。
仲介手数料には上限金額がある
仲介手数料は基本的にかかるケースが多いとはいえ、上限があります。それは貸主と借主から合わせて0.5ヶ月分しか取れないということです。
このきっかけになったのが以下、東急リバブルの裁判です。
元・入居者の男性が賃貸仲介手数料の一部返還を求めて東急リバブル(以下東急・東京都渋谷区)と争った裁判の上告審判決で、東京高裁は14日、東急側の上告を棄却した。仲介依頼成立時点までに、手数料が家賃1カ月分である承諾を借り主から得なかったことは「違法」とする地裁判決が確定。東急側は、国の定める「原則0.5カ月分」にのっとる形で、男性に手数料の一部を返還することになる。繁忙期シーズンのさなか、不動産会社の仲介業務に影響を与える判決となった。
全国賃貸住宅新聞より引用
同意があれば借主から1ヶ月分の仲介手数料をもらうことができますが、同意をしてないまま不動産会社が仲介手数料を1ヶ月分請求するというケースがあるということから、「仲介手数料1ヶ月分は不当」という風潮が広まりました。
賃貸における仲介手数料無料のからくり
賃貸仲介手数料がかかる不動産会社が多い中、どうして仲介手数料になるのでしょうか。ここには賃貸の仲介手数料を無料にできるからくりがあります。具体的に解説していきます。
貸主（大家）から手数料をもらう
仲介手数料無料にできる理由は貸主（大家）から手数料をもらうビジネスモデルだからです。賃貸物件を契約するとおおよそ賃料の1ヶ月〜2ヶ月分の手数料を貸主（大家）からもらうことができます。もちろん中には手数料を払わない大家もいるので、そういった場合はどうしても借主側がいくらか仲介手数料を支払うことになります。（でないとボランティアになってしまうので）
固定費をかけない
賃貸仲介の仕事をする上ではさまざまな固定費がかかります。営業する上ではお店を構えて人を使い広告を打つ必要があります。
もちろん仲介手数料無料の不動産会社の場合もこういった固定費がかからないわけではありませんが、限界までコストを下げ効率化しています。
家賃や空中店舗や駅から離れた安いところに構え、SUUMOなどの高額なポータルサイトは使わず、スタッフも最小限にします。これらの経費を徹底的に削減した上ではじめて賃貸仲介手数料が無料にできるというわけです。
営業をしない
人件費とつながりますが、営業をかけるほど無駄にコストがかかってしまいます。お客にひとりづつ電話やメールで物件を提案すれば決まる確率は高いですが時間・労力・お金がかかります。賃貸仲介手数料無料の不動産会社は基本的には追客や提案などはしません。客があらかじめ目星をつけて絞った物件を持ち込み、ほとんど申し込み前提での利用をしてもらうというからくりになってます。
賃貸における仲介手数料無料のデメリットとリスク
賃貸では仲介手数料無料だからといって良い物件ということにはなりません。デメリットやリスクを把握していないと、仲介手数料無料でも自分の本来の条件と合わない物件を契約することになってしまいます。具体的にデメリットやリスクを把握しておくことは重要です。
自社管理・所有物件
自社管理物件は大家と直接媒介契約を結んだり管理を受託している物件になります。
所有物件は自社で物件を建てたり購入して保有している物件のことになります。
上記のような物件は不動産会社が比較的自由に条件を決められます。広告費も貸主に追加で要請できたり、借主からも礼金という形で請求しやすいです。
そのため仲介手数料が無料だとしてもそれ以外の部分で金額が多く、最終的には仲介手数料分くらいの金額を支払うことになります。もちろんそれでも契約するのに価値がある物件ならいいかもしれませんが、総合的に判断して決めることが重要です。
サブリース物件
サブリース物件とは転貸物件のことです。物件のオーナーとサブリース会社が契約し、サブリース会社から入居者に転貸する物件です。
この場合、サブリース会社が転貸する貸主になるので仲介手数料はかかりません。ただしその分家賃が周辺相場よりも高くなったりサービス料がかかるというリスクがあります。あくまでも総合的に物件を判断していきましょう。
オプション強制付帯
仲介手数料無料の分、他にオプションを強制付帯にするところもあります。
- 鍵交換
- 消臭抗菌代
- 24時間サポート
- 浄水器
- インターネット
もちろん付帯は管理会社がつけていることもあります。そのため見積り時には「任意か強制か」を確認することが重要です。この場合はどの項目が任意かどうか教えてくれるので、必要ないと思った任意の付帯は外しても良いでしょう。
関連記事：賃貸の消臭抗菌代はいらない？元アパマン店員が徹底解説！
敷金・礼金・家賃が高めに設定されている
普通の物件よりも家賃が高めに設定されているため、数年間住んでいくと実際には仲介手数料よりも高い金額を支払うことになります。また、家賃に比例して管理費や駐車場代などの諸費用も高くなる場合があります。
契約期間が短い
仲介手数料無料の物件は、契約期間が短いことが多いです。短期間で引っ越しする人には向いていますが、長期的に住むつもりの人には不向きです。また、契約期間が短いために、引っ越しや転勤などの急な事態に対応するのが難しい場合があります。
更新料が高い
契約期間が終了した際には、更新料が発生します。仲介手数料無料の物件では、更新料が高い傾向にあります。また、更新料が発生するたびに、家賃が上がることもあります。
四つ目は、管理会社の対応が悪いことです。仲介手数料無料の物件は、管理会社が手厚くない場合があります。トラブルが発生した場合に、対応が悪かったり、問題が解決しなかったりすることがあります。
賃貸で仲介手数料無料の不動産会社に依頼する際の注意点やコツ
賃貸で仲介手数料無料の不動産会社をうまく選び依頼することができればよりお得に引っ越しができます。依頼する際の注意点やコツについて具体的に解説していきます。
取り扱っている物件数
まず「「基本的にすべての物件を取り扱っているか」が重要です。賃貸物件はごくまれに一つの不動産会社でしか契約できないというものもありますが、基本的にはすべての空室物件を紹介することができます。
そのためSUUMOやHOMESなどネットに掲載されている物件は基本的には全部紹介してくれる会社を選びましょう。
関連記事：【要注意】仲介手数料の値引き交渉に潜む５つのリスクを解説
実績
不動産会社は実績がある会社を選ぶ方が失敗する確率を減らすことができます。特に仲介手数料無料についてはノウハウがないと難しい部分があるため実績がある会社を選ぶことが重要です。
評判・口コミ
賃貸で仲介手数料無料の不動産会社を利用するときは事前に評判・口コミを調べましょう。ツイッターやグーグルマップ、「会社名＋評判or口コミ」と検索すれば一通りの評判や口コミがわかります。もちろん評判や口コミはあくまでも個人の意見なので必ず自分に合っているとは限りません。
そのため、できれば一つの会社だけではなく複数の不動産会社に同時並行で依頼した方が、より自分に合った物件に安心して住める可能性があがります。
当サイトでも仲介手数料無料のサービスを紹介しているのでぜひご参考ください。
→【2023年最新】賃貸で仲介手数料が安い不動産屋ランキング！評判や口コミを徹底比較！
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