ノルマが地獄!?「不動産営業はきついからやめとけ」と言われる理由と転職がうまくいく方法を徹底解説

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中西諒太
監修者
静岡県出身。城都不動産株式会社 代表取締役。宅地建物取引士/2級ファイナンシャル・プランニング技能士/住宅ローンアドバイザー/日商簿記検定2級|賃貸仲介・売買仲介・賃貸管理会社にて勤務後、独立。現在はWEBメディア運営と不動産賃貸業を経営。
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「不動産営業、稼げるみたいだしやってみようかな」くらいの軽い気持ちで不動産業界に入る人も少なくありません。学歴が他の業界に比べて重視されにくく、参入障壁が低いというのも理由の一つでしょう。

確かにいろんなブログをみてると、「不動産業界はきつくない」と言ってる人もいます。もちろん不動産業界はきつくないというのは本当かもしれませんが、それは当人がそう思っているだけの可能性もあります。

実際のところ不動産営業はきついと思っている人も中にはいますし、そうでなかったら離職率は低いはずです。

今回は、不動産業界に入ろうとしていて不動産営業がきついかどうか気になっている人に向けての内容です。

  • 営業で稼ぎたいけどきついのは嫌だ
  • 不動産営業のどこがキツイか知りたい
  • きつくない営業の会社を選ぶコツを知りたい
  • 宅建がある場合営業以外に活かせる仕事を知りたい

上記のうち一つでも当てはまる方にとっては役に立つ内容となっています。

不動産営業がきつい理由を知っておくことによって、良い会社の選び方についてもわかるきっかけになります。

また不動産営業がきついリアルについてだけではなく、ブラック企業を避ける方法や長く続けていくためのコツなどについても解説していきますので、ぜひ最後までお読み下さい

中西諒太

私自身、未経験で営業として不動産業界に入り、五社以上経験してきました。その実体験からよりリアルな情報を発信していきます。

不動産営業は会社によっても大きく待遇が異なります。ノルマや勤務時間など自分の働き方に合った会社を見つけることが営業がきつくない仕事をすることにつながります。
不動産業界に強い転職エージェントおすすめ21選!選び方と成功のコツや注意点を徹底解説!

目次

不動産営業がきつい理由

不動産営業がきつい理由

不動産営業のどういった点がキツいかについて具体的に解説していきます。不動産営業がきついと感じる理由は人によって違います。

自分がどの部分がきつい理由か知っておくことで、きついと感じる部分を避けて転職の際に求人を探していくことができます。

営業ノルマがきつい

不動産営業マンのお給料が売上になるのだから、ノルマがあるのは当然です。会社にとっての利益は売上であり、売上がなければ会社は給料出せないからです。

ただ明らかにノルマが高すぎたりすると消耗します。どれだけ頑張ってもノルマの達成は難しいからです。不動産は基本的にどの商品も高額で、他の業界に比べると売るのはかんたんではありません。そんな中、キツいノルマでも余裕で達成する営業マンはごく一部です。

またノルマを達成しないと上司に詰められる会社もあります。基本営業という仕事自体詰める文化があるのでメンタルが弱い人は厳しいでしょう。

転職活動で求人を探すとときは、扱っている商材やノルマ、社風など情報を集め総合的に判断していくことが重要です。

体育会系のノリがきつい

不動産業界は他の業界よりも体育会のノリが強い会社が多い傾向があります。昔に比べるとだいぶ上下関係が緩くなりましたが、まだ昔のような体育会系の会社もあります。

部活をやっていた男性ならこういったノリには慣れていて会社の雰囲気にもすぐ打ち解けられる傾向がありますが、上下関係の経験がなかったり、女性の場合はノリについてくのに厳しい会社もあるので気をつけましょう。

女性で営業職に希望があるという場合は以下の記事をご参考ください。

関連記事:要注意!?不動産営業職に女性が転職するのは”危険”で”きつい”?安全な求人や年収を上げるコツを徹底解説!

離職率が高くてきつい

不動産業界は全職種の中でも上位3位です。

このデータをみるだけでいかに不動産業界がきついかわかると思います。もちろん不動産会社によっても違います。自分が入社して歓迎会を開いてくれたかと思えば、別の人の送迎会と兼ねてたりします。

関連記事:【驚愕】不動産業界はやめとけ!と言われる理由【ブラック企業かどうかの見分け方も解説】

会社によっては歩合が低い

不動産業界は売り上げた分だけ給料が増える歩合というものがあります。歩合はだいたい売上の5~10%前後です。会社によっては固定給が低ければ歩合が高くなり、固定給が高ければ歩合が下がる傾向があります。

最悪なのは固定給も低く歩合も低い場合。これはいくら頑張ってもお金は会社に吸収されていくだけです。

固定給と歩合が低い=悪い会社というわけではありませんが、そんな会社は離職率も高い傾向にあります。

いずれにしてもお金は大事なポイントなので、会社選びのときには注意していきましょう。

残業、休みなしできつい

不動産営業でももちろん土日休みや残業なしの会社もあります。ただ、中には残業や休日出勤が行われてるなんてこともあります。

自分からバリバリ働くのがあたりまえです。とはいえ売上を上げたかったりお客様からの連絡があったら必然的に休日出勤や残業が多くなってきます。

申請すれば残業代や振替休日をしてくれる会社も増えてきたのですが、会社によってはあまりにも残業や休日出勤が多くてみんな申請がめんどくさくなるところもあります。

いずれにしても独立やお金が目的なら普通の仕事よりは休みにくいのは確かです。

「ワークライフバランス重視で働きたい」というのは他の業界や職種に比べると難しいです。

関連記事:【不動産の転職】土日も休める?休日事情を徹底解説!

飛び込み、テレアポがきつい

電話帳リストをみて片っ端から電話したり、地主の家や同業者に訪問営業する会社も全然あります。

とはいえ集客を会社がしてくれないなら自分で営業掛けていくしかないというのが現実です。もし飛び込みやテレアポが苦手な人だったらしっかり集客してくれる会社を選びましょう。

ウソをつくこともあるからきつい

「千三つ屋」というように、不動産営業はウソをつく人たちばかりと言う人もいます。

不動産営業は嘘をつくことがあるというのは否定できません。

というのも本当のことだけ言い続けてたらいつまでたっても決めないという人もいますし、ウソとまではいかないまでも多少話を盛ったり言い換える場面はあります。

もちろん明らかにお客様の不利益になるようなことはしてはいけませんし、自分の中では一線を引くようにすることが大事です。とはいえ大きい小さい問わずウソをつくという行為自体に抵抗がある人は正直きついでしょう。

関連記事:【経験談】賃貸仲介の営業がブラックで辛いと思う原因は?【解決策も提案します】

不動産営業に向いてる人の特徴

ここまで不動産営業がきついと聞くと、逆に向いている人はいないんじゃないかと思ってしまうのではないでしょうか。

ただ、不動産営業には向いている人という人もいまして、長く続けていたり営業が好きだったりします。

不動産営業にはこんな人が向いています。

  • 目標がある人
  • 稼ぎたい
  • ストレスに強い人
  • 人と関わるのに抵抗がない人
  • 仕事LOVEな人
  • 営業が好きな人

別に全てを満たす必要はありませんが、多いに越したことはありません。

また宅建を持っているからといって営業だけが選択肢ではありません。不動産業界は事務職も多いので臨機応変に対応していきましょう。

不動産営業としてやっていく方法

不動産営業としてやっていく方法

ここまで読んで頂けたこいうことは、不動産営業がきついと分かっていてもやりたいと思っているはずです。

とはいえなるべくきついのを避けるのに越したことはありません。

不動産営業としてなるべくきつく感じずうまくやっていくにはどうすればいいか解説していきます。

比較的ラクそうな仕事を見つける

不動産営業といっても賃貸営業から売買営業などさまざまな仕事があります。

そのなかでもきつい営業というのがあります。

・投資用マンションの販売

・土地活用の営業

おもに上記の2つで、売買の中でもきついといわれています。

投資用マンションではワンルームマンションが有名ですね。

電話の受話器を手首にガムテープでぐるぐる巻きにして1日中テレアポをする都市伝説は業界の中で知られています。

ノルマがキツすぎて脅しのような営業をする会社もあります。

一時期問題になりました。脅しのようなというか完全に恐喝です。もちろんこういったことをしているのは業界の中のごく一部です。

とはいえ会社によっては1日に何件も外回りをするので、精神的だけじゃなく肉体的にもかなりきつい仕事です。

どっちの営業も普通のメンタルでやるのは厳しいです。

投資用営業は不動産営業の中でも厳しい仕事です。もし最初はきつい営業は避けたいという場合は賃貸仲介の営業から始めるのがおすすめです。賃貸で慣れてから売買営業というキャリアアップもできるので未経験にはおすすめです。賃貸仲介営業の仕事に興味がある場合は以下の記事をご参考ください。

資格を取る

不動産営業としてやっていくには資格が不可欠です。

特に不動産業界で代表的なの宅建資格です。もってない人が珍しくなく、資格を持っていれば最悪事務職をするという選択肢もあります。

ほとんどの会社が宅建手当を支給しているので、歩合が少なかったときでも生活面では余裕ができます。それに、せっかく勉強して取った資格なので、不動産業界をやめてしまったらもったいないという気持ちになります。

実際のところ、不動産業界をやめてく人で宅建を持っている人は少数です。不動産業界で働いていく覚悟を決めるという上でも資格を取るのは大事です。

関連記事:不動産転職で有利な資格まとめ!

求人を徹底比較する

不動産営業がきついかどうかは会社によって大きく左右されます。

選ぶ会社を間違えてしまうと、どんなに営業が得意でも潰れてしまいますし、逆にしっかりした会社に入ることができれば、未経験でも成長できます。

偏った求人サイトだけで探すのではなく、いくつかのサイトを比較していくことが重要です。
不動産業界に強い転職エージェントおすすめ21選!選び方と成功のコツや注意点を徹底解説!

ブラックな会社の特徴

求人を選ぶ際の主な注意点はいくつかあります。

  • 未経験者大歓迎
  • 学歴不問
  • アットホームな社風です♪

上記のような文言があったら気をつけましょう。

学歴不問についてですが、高卒ならまだしも中卒歓迎とかはさすがにやめときましょう。【宅建士監修】不動産業界の就職や転職に学歴が必要ない5つの理由で学歴が他の業界に比べて関係ないと解説しましたが、中卒までハードルを下げているのは人が足りていない証拠です。

ラクな会社の特徴

逆に比較的ラクに働ける会社の特徴は下記のとおりです。

  • 会社が収益物件を持っている
  • 管理物件を持っている
  • 創業年数が長い
  • 離職率が低い
  • IT化が進んでいる

社員を大事にしない会社がお客さんを大事にできる余裕なんてないだろうし、そんな会社で働いてもお金も経験も得られないです。

生産性が高い会社は無駄なことをしないので、いい意味で営業に集中できる環境も整えられています。

関連記事:不動産業界に強い転職エージェントおすすめ

不動産営業は選択肢のひとつ

不動産営業は選択肢のひとつ

正直、不動産営業は多くの人が辞めていきます。不動産業界に残っている人の理由はさまざまです。

  • お金を稼ぎたい理由だけで残る人。
  • 他の仕事に興味がないから残る人。
  • ホントに不動産が好きで残る人。

不動産営業はあくまでも選択肢のひとつです。事務職など他の職種もありますし、フリーランスや起業など独立という選択肢もあります。手段と目的を混同せず、自分にあったキャリアプランを選択していきましょう。
不動産業界に強い転職エージェントおすすめ

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