未経験者必見!ルームアドバイザー(賃貸仲介)の志望動機の書き方を『元接客業フリーターの宅建士』が徹底解説【例文つき】
ルームアドバイザーに未経験で転職しようと思っている人にとって志望動機を書くのは簡単なことではありません。転職するにあたって志望動機の作り込みは非常に重要です。
特に未経験者にとっては面接官から志望動機について掘り下げて聞かれることが少なくありません。
また志望動機は履歴書だけではなく、面接でも必ずといってもいいほど聞かれることですので、いい加減な準備をしていたら採用される確率はグンと下がってしまいます。
今回はルームアドバイザーに転職する際の志望動機をしりたい人を中心に、下記のような悩みを持つ方に向けての内容となってます。
- 未経験でもルームアドバイザーに転職できるか不安
- より良い印象が上がる志望動機を知りたい
- 少しでも転職確率を上げるコツを知りたい
- ルームアドバイザーの仕事の1日を知っておきたい
- 面接対策もどうすればいいかわからない
ルームアドバイザーも、他の仕事と同様、志望動機は採用の合否を左右する重要な判断材料です。そしてより入念に作りこんでいくことで、確実に他の応募者より優位に立てることも確かです。
本記事では、志望動機のポイントを紹介するだけではなく、未経験社にとって役に立つ例文もいくつか用意しました。本記事を読むことによってうまくポイントを抑え、あなたの志望動機として活用できれば、採用される確率は一気に高くなるのでぜひご参考ください。
私自身、もともと不動産業界には接客業のフリーターから完全未経験で転職しました。また、複数回の転職で志望動機を作りこんできた実経験があります。そのためどういった人材を企業が求めていて採用するかのポイントも把握しているので是非ご参考ください。
不動産業界は他の業界とは違った独自のルールや待遇があります。そのため、転職活動をするときはより不動産事情に詳しいところから情報収集をしていくことが重要です。不動産業界の転職に成功したい場合は以下の記事が役立ちますのでぜひご参考くださいませ。
→不動産業界に強い転職エージェントおすすめ21選!選び方と成功のコツや注意点を徹底解説!
ルームアドバイザーの志望動機を書くための基礎知識
ルームアドバイザーの志望動機をいきなり作り込もうとしてもうまくいくのは簡単ではありません。それは志望動機を書く上では最低限の知識が必要だからです。
基礎知識があれば志望動機が書きやすくなるだけではなく、面接のときに質問されても答えられたり、自己PRなどを作りこんでいくときにも役立ちます。
ルームアドバイザーの志望動機を書くためにはどういった基礎知識が必要か具体的に解説していきます。
不動産業界の仕事について
不動産業界の仕事はさまざまです。賃貸管理や売買仲介など細かい業種は多いですが、おおまかには下記の種類があります。
- 開発
- 流通
- 管理
開発
開発はマンションやオフィスなどを建てることです。土地の仕入れから設計まで工程を幅広く扱うため比較的大手の会社が多いです。代表的には三井不動産・野村不動産などがあります。
流通
流通はおもに仲介業のことです。売買仲介、賃貸仲介があり、物件の売り買いや賃貸借の取引を間に入る仕事です。仲介の場合は仲介手数料が主な収益源になります。
管理
管理はビルなどの商業施設からマンションやアパートなど居住用不動産などを管理します。家賃回収やトラブル対応など管理について幅広く対応していく必要があります。
不動産管理の仕事については以下の記事で詳しく解説しています。
→不動産賃貸管理の仕事内容とは?
ルームアドバイザーの仕事内容
ルームアドバイザーといってもその業務内容はさまざまです。会社の業態によっても変わる部分はありますが、大まかな業務の流れや内容は同じです。
- 賃貸物件の掲載と更新
- 写真撮影
- お問い合わせ対応
- 窓口接客
- 内見
- 契約関連の業務
上記の業務以外にもルームアドバイザーが行う業務は多岐にわたります。利用する側の立場から見ると接客する場面が印象に残りがちですが、実際は事務作業や集客するための写真撮影などもあります。
ルームアドバイザーの具体的な仕事内容については以下の記事でも解説してますのでご参考ください。
関連記事:【経験談】賃貸仲介営業はきつい?1日のスケジュールと仕事内容について解説しました
ルームアドバイザーの経験や年齢について
ルームアドバイザーは年齢や経験は多少関係ありますが、それが必ず大きなウエイトを占めているわけではありません。例えば宅建士の転職が実務未経験でも”超”有利な理由でも解説していますが、宅建があれば40代や実務未経験でもルームアドバイザーに就職できる会社もあります。自分にとっての武器が何かわかった上で志望動機を作りこんでいけば経験や年齢は大きなハンデにはなりません。
ルームアドバイザーの年収について
賃貸仲介の営業マンの年収はどのくらい?でも触れていますが、賃貸仲介は一定の売り上げ以上を上げるのが厳しくなってくると年収にも上限があります。平均年収は安定していますが、より稼ぎたいという場合は売買仲介への転職を考えていく必要があるでしょう。
関連記事:荒稼ぎ!?不動産営業マンのインセンティブ制度について【仕組みや歩合相場を徹底解説】
ルームアドバイザーの将来性について
ルームアドバイザーからキャリアアップを始める人はとても多いです。不動産の転職、賃貸と売買のどちらがよい?【未経験者は賃貸がおすすめ】でも解説していますが、不動産業界に最初に入るとき、売買から始めようと考える人もいますが、より専門的な知識が求められるため難しいというのが正直なところです。そのためまずはルームアドバイザーから始めて不動産の知識や業界の風習を身につけ、そこから売買に転職した方が慣れるのが早いというメリットがあります。
将来的に売買への転職を検討している人にとってもルームアドバイザーは向いています。
不動産テックと呼ばれているように不動産業界でもIT化が進んでいます。将来的に仕事がなくなるかもしれないという意見もありますが、そこまで不安になる必要はありません。特に宅建を持っている場合は宅建にしかできない業務があります。また、宅建は副業もできるのでむしろ活躍できる場面は多いです。
→【経験者談】宅建士にオススメの稼げる副業まとめ!【在宅あり】
ルームアドバイザーに求められるスキルや人物像
ルームアドバイザーに求められるスキルや人物像を把握しておくことによって志望動機の内容に盛り込むことができます。
ルームアドバイザーはコミュニケーションが重要
ルームアドバイザーはコミュニケーションが求められる仕事です。コミュニケーションといってもさまざまです。
- 物件の提案力
- 申し込みをもらうためのトーク
- わかりやすい説明
ただ接客するだけではなく、営業の仕事のため成約につながるようなコミュニケーションが必要です。いままでに何か商品を積極的に売る仕事をしていた経験がある場合はルームアドバイザーの仕事にもすぐ慣れるでしょう。
他人と関わるのが好きというまではいかなくても、「絶対人とはかかわりたくないからルームアドバイザーにする!」という人には正直厳しい業務内容です。
不動産が好きな人
ルームアドバイザーの人は不動産が好きな人が多いです。
ポータルサイトを見たり、建築カタログや本を買ったりと、プライベートでも自分から不動産と接する人もいます。
逆に不動産がそこまで好きではない人は続けていくのは厳しいかもしれません。
また、法律が好きな人もルームアドバイザーには向いています。
宅建を持っている人なら、かなり重宝されるので、未経験でも就職に困ることはほぼありません。もちろん資格がなくてもうまく志望動機や面接対策をすれば転職することは十分に可能です。
関連記事:【朗報】宅建士の資格なしで不動産業界に就職や転職はできます!注意点や成功するコツを解説
宅建を持っている人
宅建は不動産業界においてはどんな職種でも役に立つ資格です。ルームアドバイザーも例外ではありません。宅建を持っていれば20代はもちろん30代でもルームアドバイザーに転職することは難しくありません。
もちろん宅建がないからといってルームアドバイザーに転職できないわけではありません。
もし現状持っていない場合はルームアドバイザーの仕事をしながら資格取得していく意思があることを伝えれば問題ありません。
細かい作業が得意な人
ルームアドバイザーは契約書類の作成だけではなく、店舗のPOPやチラシなどの広告物まで幅広く資料を作成する能力を求められます。
特に広告の場合は誤字脱字や文章表現だけではなく、景品表示法など法律に触れないように気をつけながら作成していかなければなりません。
そのため、大雑把ではなく細かく正確に作業することが得意な人もルームアドバイザーに向いています。
関連記事:不動産業界に強い転職エージェントおすすめ21選!選び方と成功のコツや注意点を徹底解説!
ルームアドバイザーの志望動機を書くポイント
まず、志望動機を書いていく上でのポイントをいくつか解説していきます。
ポイントを抑えることで、応募先の企業に何を伝えればいいのか明確化できます。
エピソードや数字を入れる
具体性を持たせることによって説得力が増します。
エピソードは人によって違うので、他の志望者と被ることがありませんし、オリジナリティがあります。
また、もしあなたが現職で実績を残していて、それが志望動機として使えるようなら、数字をアピールしていきましょう。
応募先の求人情報を見ながら、自分の過去の経験や実績で使えそうなものを紙に書き出してみるのもおすすめです。
ルームアドバイザーで活かせるスキルを盛り込む
先述したようにルームアドバイザーではさまざまなスキルを求められます。その中でも自分のいままで経験してきた仕事で活かせるスキルがあれば積極的に盛り込んでいきましょう。
いままでルームアドバイザーの経験がなくても、接客業で何か商品を売る仕事をしたことがある場合は志望動機に盛り込むことができます。このように資格や経験がなくても適性があることをアピールできれば、未経験で採用されることも難しくはありません。
入社後に自分が会社にとってどういったメリットがあるのかイメージしてもらえることができれば、採用される確率もグンと上がります。
自分の性格の長所を混ぜる
ルームアドバイザーは事務職などと求められる能力違がいます。
ルームアドバイザーではどういった性格が合っているのか考えていくことが必要です。
求められる能力を自分の長所に当てはめてみましょう。
ポイントは、長所でも業種・職種に当てはまらなければアピールにはなりませんし、逆に一見短所に見えることでも、捉え方を変えれば長所になることもあります。
たとえば、優柔不断は一見短所に思えますが、表現を変えれば「慎重」です。
ルームアドバイザーでは、正確さが求められる場面が多いので、慎重という正確はアピールポイントの一つになります。
このように、まずは短所・長所問わずリストアップし、そこから削ったり表現を変えて作りこんでいきましょう。
抽象的な志望動機は避ける
質問に対して答えたり、志望動機を伝えるうえで抽象化は避けましょう。
たとえば、「貴社の○○という理念に共感したからです」「○○という商品に魅力を感じたからです」など。
質問に対しての答えにはなってるかもしれませんが、上記のような回答だけだと具体性がないため説得力に欠けます。
上記の場合ですと、「理念のどういうところに共感したのか」「商品のどういうところに魅力を感じたのか」というのを考えていくことが重要です。
前述したエピソードや数字を持ち出したり、他社や他の業界と比較すればさらに説得力はあがります。
なぜルームアドバイザーなのか
ポイントで解説したように、具体性が重要です。
現職の仕事内容、いままでのスキルや実績、経験、自分の性格からなぜルームアドバイザーにしたのか考えましょう。
ルームアドバイザーが好きというような抽象的な志望動機では他の求職者と差別化できません。明確に説明できる志望動機を用意しておくことが重要です。
他の不動産業界ではだめなのか、いままでの経験がどのように役に立つのかといったことをベースに回答していけば説得力が増します。
なぜその企業を選んだのか
企業側からしたら、なぜ何社も不動産業界がある中、自社を選んだのかは大変気になる部分です。
自分が志望する企業を選んだ理由を明確にしましょう。
その企業のどこに惹かれたのか、なぜ他の企業ではだめなのかを基準に考えていくとまとまりやすいです。
業績、社風、待遇、将来性など企業の魅力は人によって違うので、ホームページや求人をしっかり見ていきましょう。
どういったキャリアを築いていきたいのか
応募者が未経験の場合、企業側は採用したとしてもまた別の業界に転職しないかは気になるところです。
あなたが不動産業界への転職をする場合、なるべく長期的にどうキャリアを築いていきたいか考えていくことが重要です。
長く働くことをアピールするためにも、応募先の企業でどういった仕事をしていきたいか具体的に説明することも必要です。
資格がない場合は、どういった資格をとっていきたいか伝えることもアピールになります。
ルームアドバイザーの志望動機の構成
ルームアドバイザーの志望動機の内容を考える前に、構成を作り込んでいくことが重要です。志望動機の内容を一通り考えていたとしても、構成がバラバラだと結局何が言いたいのか面接官にも伝わりません。
志望動機の内容をより説得力をもって伝えるためにも構成の作り方を解説していきます。
結論→理由→エピソード→問題→行動→結果→結果
志望動機については上記のような流れで作り込んでいきます。
結論:私は貴社が〇〇という点が志望動機です。
まずは志望動機の結論を一言で伝えましょう。結論から言えば全体を通してどういった点を主張したいのかが明確になります。
たとえば「私は貴社のIT化に力を入れている点が志望動機です」と伝えることです。
もちろん結論を伝えるときにわかりやすくすることも重要ですが、いかに会社にとって自分を採用することのメリットがあるのかわかってもらうかがポイントです。
理由:その理由は私の〇〇の経験が役に立つと思うからです。
結論を伝えた後は具体的な理由を伝えましょう。
ここで注意したいのが理由をいくつも伝えることです。特に面接では時間が限られているため、あまり多く理由をつけても他の質問に使う時間がなくなってしまいます。
状況にはよりますが、どんなに多くても3つにするよう意識していきましょう。
エピソード:前職の〇〇の経験があります。
理由を述べた後にエピソードを伝えることは重要です。それはエピソードを伝えることで理由を補足しより説得力が増すからです。
もちろんエピソードもいくつも話していると時間がなくなります。基本的には一つの理由に対して1つのエピソードにしましょう。もしそれで説明が足りないと判断された場合は面接官から他にもエピソードがあるか聞かれます。
1つのエピソードでも実体験に基づいたもので、志望先の会社と強く結びつきがあると判断されればそれだけでも説得力は十分です。
問題:その経験で〇〇といった問題が起きました
面接官の中には志望者の問題解決能力を知りたいケースが多いです。それはルームアドバイザーで何かしらのトラブルが起きたときに臨機応変に対応する力があるのか判断するためです。
いままでの経験でどういった問題に直面し、そのときにどのように解決できたのか具体的にまとめていきましょう。
もちろん、そのときに起きた問題や解決方法がルームアドバイザーの仕事をしたときにどのように役に立つのか説明できるとさらに説得力が増します。
行動:そのときに私は〇〇の行動を行いました
問題が起きたときにどう対応したのか経験を説明することで、面接官に主体的に仕事ができる人材だと伝わります。
ルームアドバイザーは特に状況に応じて臨機応変に対応する必要がある仕事です。そのため、問題解決に向けて行動できることは重要なスキルの一つです。
結果:その結果、〇〇ということになりました。
問題解決に向けて行動したとしても、結果に結びつかなければ意味がありません。それは結果が出てはじめて次の仕事につながるからです。
問題が起きて行動したとしても、なんの結果も得られなかったら、極端な話「トラブルが起きて慌てていただけ」という事実だけが残ります。
そうならないためにも、解決に向けて行動し、実際に結果を出したと自分が認識できていることを伝えることが重要です。
結論:その経験は貴社の〇〇という部分で貢献できると考えております
最後はここまで説明してきたことが具体的にどの部分で役に立つのか伝えていきます。
当然、会社の業務に関係することでなくてはならず、関連づけて説明するためには事前に会社の仕事内容や業績まで詳しくリサーチする必要があります。
自身が志望している会社がどういった分野で力を入れているのかがわかればさらに説得力をもって伝えることができます。
ルームアドバイザーに応募する志望動機の例文(良い事例)
それではここまで解説してきたことを踏まえてルームアドバイザーの志望動機の例文を具体的に紹介していきます。経験者と未経験者別に分けていますが、それぞれ自分に合う部分があれば積極的に取り入れていきましょう。
経験者の志望動機の例文
私はこれまでに事務職をしてきました。具体的には契約書類や物件資料・広告物の作成をしてきました。またワード・エクセルを使った資料作成なども対応でき、パワーポイントを使用したプレゼン資料作成も得意としています。貴社のルームアドバイザーの部署で契約数が多いと聞いております。私がいままで培ってた書類作成のスキルは貴社の営業においても貢献できると自負しております。今回は貴社が今までの私の事務職の経験がより活かせることができる会社だと思いご応募させて頂きました。
ルームアドバイザー経験者の場合はいままでのの経験のどの部分が活かせるのかまとめることが重要です。特に志望する会社の業務のどこの部分において活かせるのか具体的に掘り下げるほど説得力を上げることができます。
未経験者の志望動機の例文
私はかねてより、人の生活の中心にある住まいについて関心がありました。そのため、今回は部屋探しについて○○という理念をもつ貴社に共感しご応募させて頂きました。売上重視の企業が多い中、お客様に寄り添う貴社の理念は大変素晴らしいと思います。私は営業の経験はありませんが、前職では接客業をしていました。商品を店員自ら提案している店舗だったので、営業に似ている部分もありました。また、店舗全体でどのようにすればより売上を上げていけるか会社に提案したこともありましたし、店舗運営のシステムの導入を提案したときは業務効率が上がったとお褒めの言葉を頂いたこともあります。ルームアドバイザーは未経験ですが現在は宅建の勉強をしていて、不動産のプロとしてキャリアを築いていく準備をしているところです。最初は業務に慣れるのにある程度時間がかかるかもしれませんが、、自分で目標を設定し、売上面で貢献できるように努めていきます。
ルームアドバイザーは「正確」「スピード」「気配り」など幅広い能力が求められる仕事です。
そしてなによりも売上を作っていける人材になれるかどうかが一番見られます。
自分の性格でルームアドバイザーに適性だと思うところを書き出しましょう。また、ルームアドバイザーで宅建資格は重宝されますので、いまは持ってなくても取得に向けて動いていることはアピールしましょう。
採用者側が「こんな人材だったら雇いたい」ということを意識すると志望動機が作りやすいです。
ルームアドバイザーに応募する志望動機の例文(悪い事例)
ルームアドバイザーの志望動機の悪い例としては自分のことしか考えておらず、志望先の会社に対してのメリットを伝えないことです。
待遇に関しての意見が多い
志望する理由が給料や労働時間についてだと相手からの印象が悪いです。特に「前職の待遇が悪いから待遇が良さそうな貴社が良いと思った」などはNGです。待遇に対して履歴書や面接で主張したところで先方にはなんのメリットもありません。極端な話ですが応募者側からあえて触れる必要はないでしょう。
学びたいアピールが強い
学びたいアピールは意欲を見せるために必要という意見がありますが、会社によっては印象が悪いです。採用者側の中には「会社は学校ではない」という考えを持っている人もいるので、学びたいと主張する際は注意が必要です。もちろん、学ぶことがその会社にどういったメリットがあり利益があるのか説明することができれば一概に悪いものではありません。もしスキルについて志望動機を作り込んでいく場合は転職エージェントと相談しながら取り組んでいきましょう。
ルームアドバイザーに転職できる可能性を上げるコツ
ルームアドバイザーに転職する可能性を上げるには志望動機以外のことも視野に入れる必要があります。具体的に解説していきます。
他の職種の志望動機も確認しておく
ルームアドバイザーの志望動機を作り込む場合、他の業種の志望動機を参考にすれば転職できる可能性が上がります。他の職種の志望動機を知ることで、より広い視野で考えることができるからです。
不動産にはさまざまな職種がありますが、事務職の志望動機などは参考になります。以下の記事で事務職の志望動機について解説しています。
→【未経験者向け】不動産事務職の志望動機の書き方を”業界歴6年の宅建士”が徹底解説!【例文あり】
面接対策をしっかり立てる
ルームアドバイザーの場合も面接対策は重要です。他の業界と同様、面接では質問されることもある程度決まっているのであらかじめ質問内容に対してどういった回答をすればいいか準備をしておくことで備えることができます。
また、特に重要なのが「逆質問」です。逆質問は求職者が面接官に質問するものですが、逆質問のレベルによって採用が左右されてしまうくらい重要なものです。それは逆質問をすることによって求職者の仕事に対する意欲がわかるからです。逆質問についてもきちんと受け答えができるよう面接対策をしておきましょう。
ルームアドバイザーの面接については以下の記事でも詳しく解説しています。
→【実体験】賃貸仲介の面接で質問されることとは?【逆質問も重要】
第三者の意見を取り入れる
人によって経験や性格は違いますが、今回紹介してきたポイントを抑えていけばある程度は問題ありません。
ある程度というのも、どれだけ作りこんだとしても、自分だけで作った以上は主観の域を出ないからです。
客観的な分析も必要なので、転職エージェントなどの第三者の意見も必要です。
もし、あなたが既に応募したい企業が決まってるとしても、履歴書・職務経歴書を添削してもらうために利用するのも手段の一つです。
もしかしたら、いま応募したいと思っている企業よりも条件がいいところを紹介してもらえるかもしれません。
利用自体は無料ですし、書類の添削もしてもらえるので、ノーリスクです。
転職を成功させる確率を少しでも上げたい方は是非活用していきましょう。
→不動産業界に強い転職エージェントおすすめ21選!選び方と成功のコツや注意点を徹底解説!
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